
一人ではできないことを、チームで実現させるスイミー経営
株式会社インフォマート
フードソリューションセールス部 営業2課 主任
中島 美河 / Mika Nakajima
※以下記事は2020年6月8日時点の内容です
「できる限りお客様が望む内容を提供し、営業とのズレをなくすことを第一にトスアップをおこなっています。また、常にかゆいところに手が届く存在でいられるよう、フード業界全体の情報を保有し情報提供するように心がけています」
そう語るのは、営業1課の主任を担っている中島美河。
新規のお客様へ、フード業界の最新情報を伝えることで接点をもち、お客様が抱えている課題を聞き出していく。さらに、その中から自社サービスのニーズが高い企業をあぶり出し、フィールドセールスへ温度感の高い商談機会をセッティングすることがミッションだ。
飲食業は、FAXによる受発注などアナログな方法が残る業界。ITに詳しくないお客様も多く、便利なITツールを紹介するなど情報提供からおこなうことも少なくない。また完全禁煙化やコロナ禍による課題も多く、業界を盛り上げるためにも、さまざまな角度から支援できることを伝えている。
中島は、2015年に新卒で入社。就職活動中は、世の中のトレンドに関われる仕事という基準で企業を探していた。
「お客様に必要とされるサービスを提供する事業内容に惹かれて、インフォマートに応募しました。面接でお会いした社員の方々が人として魅力的だったことと、面接官の方から『やりたいことができるよ』と言われ、ここでなら活躍できるかもしれないと思い入社を決めました」
入社後は新規営業を担う部署に配属され、電話をかけてアポイントを取り、営業に出かける毎日だった。1年目を終えると、新卒で入社した社員の中で一番活躍した人に贈られる「ベストフレッシャー賞」を受賞。まさに中島の1年目の頑張りが評価された証だ。
この賞を受賞し周りからもさらに期待され、「これからまた頑張っていくぞ」と気持ちを新たに邁進し続けた中島。結婚・妊娠という女性としてのライフスタイルの変化も経験した。
「正直、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。でも、妊娠を報告すると誰一人嫌な顔をせず、喜んでくれたんです。その後、3年目の5月に産休に入り、翌年5月に復職しました」
営業職の女性が育休を取得するのは、前例がないことだった。だからこそ、育休中は、人間関係や仕事の仕方に対する不安から復職をためらった時期もあったという。
悩む中でも、これまでさまざまな場面で助けてくれた上司や同僚の顔が頭に浮かび、「皆とまた一緒に働きたい。そして子育てしながら働くモデルケースになりたい」と思い、復職を決意した。
復職後、まずは顧客サポートの業務を担当したが、復職7ヵ月後には営業職に戻ることになった。現在も9時から16時半の時短勤務で働いている。
子どもが体調を崩したりして大変なときもあるが、家族のサポートや融通を利かせてくれる上司の理解もあり、手探りながらも、子育てと仕事を両立している。
「子どもがいても変わらず仕事ができる。そのことを後に続く女性社員に伝えていきたいんです。インフォマートはチャレンジをさせてくれる一方で、本人の意向を尊重してくれる会社です。育児や家庭を重視するために仕事をセーブしたり、他部署への異動を希望したりすることもできます。会社として働き方改革にも取り組んでいるので、さまざまな働き方にチャンレジして、育児中の女性社員にとっての選択肢を増やしていきたいです」
公開日:2020/06/08
インタビュー・執筆:川辺美希/編集:佐々木久枝
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