
病院を飛び出した理学療法士が鳥取県でつくる「つながり」
株式会社秋葉牧場
執行役員 人事総務本部 部長
齋藤 学 / Manabu Saito
現在は人事と総務の仕事を兼務しています。具体的には、新卒や中途社員、パート・アルバイトの採用と、各現場の人員調整や配属、社員研修のスケジュール調整、勤怠管理、就業規則や制度の見直しなどを行っています。また、組織全体を見渡して変化をいち早くキャッチし、強化すべきところがあればそこを補っていくことも、大事な仕事の一つです。そのためにも常に各部署の内容を把握しておかなければなりません。
現在、弊社には正社員が約80名、パート・アルバイトの方が約300名います。一人ひとりが働きやすい環境であるために何ができるかを考え、新しいものを取り入れて変化していくことが大切だと思っています。
毎日元気よく挨拶することを大事にしています。人それぞれいろんな気持ちの時があるでしょうから、こちらから明るく挨拶して話しかけやすい環境を作り、一人ひとりの状況をなるべく把握できるように努めたいですね。
日々の挨拶やちょっとした声かけは、円滑に仕事をする上でとても必要なことです。普段から社員の皆さんと綿密にコミュニケーションを取っておくことで、悩みごとや困りごとを打ち明けられたりもします。常に明るい職場であり、みんなが話しやすく相談しやすい社員でありたいと思います。メンバーから届いた声を反映して、さらに働きやすい環境にすることができたらいいですね。
前職では教育出版の会社に勤め、営業やマーケティングを経て、新卒採用や内定者研修などを長らく担当していました。しかし採用だけでなく、より広い分野の人事業務や総務職を経験してみたいと思うようになり、タイミングよく秋葉牧場と出合いました。
決定打は前職の経験が活かせることと、幅広く人事総務の業務を経験することができると思ったことです。また、酪農を軸とした観光牧場であるということにも、とても魅力を感じました。電気遊具やキャラクターショーとは一線を画し、見せ物ではない動物を活かしたイベントや、自然と触れあえるイベントを行っていること、さらには新しいイベントを企画・運営している積極的な姿勢に将来性を感じました。
成田ゆめ牧場のファンを一人でも多く増やし、会社が成長していくことが目標です。そのためにも、バックボーンをきちんとしていくことが自分の責務だと感じています。従業員が楽しくやりがいを持ちながら仕事に取り組んでもらえるよう、研修を充実させ、ルールや制度を見直していきたいです。また「社員が本来持っている力を100%出せる環境」を整えることも引き続き進めていきたいです。
弊社には、現在、育児休業の取得を経て時短勤務で働いている正社員の女性が3名います。働き方の多様化に合わせて、家庭と仕事の両立ができる土壌を整えることで、有能な従業員が少しでも長く勤められる環境にしていきたいですね。秋葉牧場では、正社員以外にも、パート、アルバイト、サポート社員、マスター社員といったさまざまな働き方ができる制度が充実していまして、個々の希望に合わせた働き方が可能になっています。たくさんの方が活躍できるような風土を築いていくことで、「心豊かに笑顔で働ける従業員」を増やしていけたらうれしいですね。
個人の夢は70歳くらいまで元気に健康で働くことでしょうか。ここには、野菜や花を育てる園芸部や動物の飼育をする部署、施設を管理する部署などいろいろな職種がありますので、定年後はその時の自分にとって無理なく働ける部署に就き、いつまでも目標を持って健康に生き生きと生活していたいです。
公開日:2022年3月11日
インタビュー・執筆:大曽根桃子/編集:山田富美
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