
株式会社マケレボ
第1営業統括部 営業1部
北川 由侑 / Yoshiyuki Kitagawa
管理本部 人事労務課
山中 冴恵 / Sae Yamanaka
※写真左より
2020年4月に新卒入社し、現在は人事部に所属する山中冴恵と、営業部でスーパーバイザー(SV)を務める北川由侑。2人に「同期の存在とは」を聴いた。
―― 2020年新卒入社の同期メンバーは6人いるそうですね。普段はどのようにコミュニケーションをとっているんですか?
山中:私たちが入社した時期はすでにコロナ禍の真っただ中。そのため集まっての飲み会などはできないんですが、仕事の話からプライベートの雑談まで、グループLINEで頻繁にやりとりをしています。「今月、目標数字の達成が厳しい!」なんて投稿があると、皆で励ましています。
北川:僕は今年1月にSVに昇格したんですが、突然「リーダー」の立場になり、変化に気持ちが追い付かず、すごく不安になって……。「ヤバいかもしれない」「大丈夫かな」と、同期LINEでつぶやいたら、皆が「大丈夫!」と言ってくれて救われましたね。
山中:部署の上司や先輩、家族や友人にも言えない悩みを、同期LINEでなら吐き出せる。ネガティブになった気持ちも自分の弱みも、本音をぶつけられるんです。皆、励ましてくれるし、支えてくれると分かっているから。
北川:休日に何をしたとか、ランチに何を食べたとか、何てことない日常もつぶやいていますね。皆、趣味がバラバラなんですよ。ゲーム、キャンプ、バイク、温泉とか。だから、会話は合わない(笑)。でも楽しそうな様子を見て「いいね!」って感じです。
山中:趣味だけでなく、性格タイプもバラバラですね。冷静に立ち回るタイプもいれば、考える前に走り出すタイプもいる。「同期でなければ、絶対仲良くならなかっただろうな」と思うメンバーもいますよ(笑)。でも同期だからこそ、何でも話せる人間関係を作れました。
それぞれ考え方が違うから、悩みを伝えたときなんかも、全員違う意見やアドバイスが返ってくる。いろいろな視点を得られるのは面白いですね。
北川:考え方が違う人が集まって、遠慮なく自分の意見を言えるのって大切だな……と、この1年半で実感しています。全員、同じ考え方で「右にならえ」みたいになってしまうと、良し悪しの判断がつきにくくなる。いろんな意見が混ざり合って、最善のものを探っていけるのがいいと思います。
―― 山中さんにとって北川さんは、また、北川さんにとって山中さんは、どんな存在ですか?
山中:困ったとき、悩んだとき、安心して頼れる存在ですね。
私が印象に残っているのは、配属前の研修期間に営業をしていた頃のこと。なかなかアポイントが取れなかったりクレームを受けたりして、気持ちがネガティブな方向に向かっていたとき、一番親身になって話を聴き、アドバイスをくれたのが北川さんでした。
私だけでなく、ほかの同期や同僚に対してもそう。普通なら自分のことでいっぱいいっぱいになるところ、他人を思いやり、他人のために本気になれるところがすごいな、と思っています。
それに、最短でSV昇格を果たしているところもリスペクトしています。
北川:「常に上を目指す気持ち」を植え付けてくれたのが山中さんだと思います。
入社以来、SVへの昇格を目指して頑張ってきて、それを達成したとき、次の目標を見失いかけた。そんなとき、山中さんから「私は入社する人を支えたい。いつか人事制度設計も自分で手がけるようになりたい」という強い意志を聴いて、自分も次の目標へ目を向けることができました。
同期は皆、営業部門配属で、山中さんだけが管理部門なんですが、離れた場所からでも同期を見ていてくれると感じます。天性の明るさで、皆の気持ちを前へ前へ引っ張ってくれていますね。
山中:これは同期全員に言えることですが、「一生付き合える仲間」だと思っています。もしかすると、いずれはこの会社を辞めて、別の道へ進んでいくメンバーもいるかもしれない。そうなったとしても、この同期のつながりは、何かあったときに弱音を吐ける場、背中を押してもらえる場であり続けるんだろうな、と思います。
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