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ストーリー役員マーケティング経営企画・社長室

会社も自分自身も。柔軟に形を変えながら、 長く・多くの人に価値を届けていきたい

01 社員ストーリー

リスナーズ株式会社

執行役員
マーケティングG リーダー 兼 経営企画
内川 高志朗 / Koshiro Uchikawa

リスナーズを含め多くの事業に携わる、ビジネスプロデューサー

「新型コロナウイルスによって、多くの人はこれまでの常識が通用しない体験をしました。この局面で、自分自身をアップデートできるか否か。これからは多様な視点や手法を取り入れられる企業や個人が活躍できる時代だと思うんです。いろいろな会社を見てきましたが、リスナーズはそれができる会社だと確信しています」

そう語るのは、リスナーズでマーケティングと経営企画を担う内川高志朗。内川は、自身が代表を務める会社と並行し、現在複数社の事業に参画しており、複数の名刺を持ち活動している。マーケティング 兼 経営企画という立場は、事業やサービスの方向性にかかわる重要な役割。難しい意思決定をしなければならない場面も多いが、内川の判断基準は一貫している。

「どんなビジネスでも、答えはユーザーの中にあります。『業界の慣習』や『プロダクトの事情』は関係ありません。お客様が望んでいることがすべての出発点です。ユーザーファーストで時代のニーズをとらえ、会社として大切にしたい価値とアジャストしていく。実はこれ、自分の人生のモットーでもあるんです。『ユーザーが求めること』かつ『自分が楽しく継続できる仕事』が判断基準。この2つが揃わないと、持続的なサービスは実現できないと思っています」

ニッセン、ドワンゴを経て、一つの場所に縛られないパラレルキャリアへ

こうした内川のスタンスは、少年時代からこれまでのキャリアの中で形成されたものだ。小学生から始めた野球で頭角を現し、中学時代は一学年に野球部員が100名いるという環境ながら、入部一週間でレギュラーになる実力。高校では甲子園出場こそかなわなかったが、注目選手としてプロ球団から声がかかるほど。しかし、紆余曲折あって内川が選んだのは、スポーツ推薦のオファーを受けた大学にあえて一般入試で進学することだった。

「それまでは野球漬けでしたから、ほかのことはまるでやってこなかった。でも、一つのことだけで生きていくことの危うさも感じていました」

この決断が、後に自身を救うことになる。大学時代に怪我で野球を続けられなくなったものの、野球一辺倒ではなかったからこそ、ほかの道にもポジティブに進めた。卒業後に就職したのは、大手通販会社の「ニッセン」。カタログの編集、ECサイト、マーケティングでそれぞれ責任者を務め、30代前半で商品企画本部長に。完全独立採算の部門だったため、経営のイロハも叩きこまれた。ここでの経験が、内川の経営戦略やマーケティングのベースになっている。

その後、2011年にIT企業のドワンゴへ。夏野剛さん(現:同社CEO)との縁で、一大決心の転職をした内川だったが、入社初日に挨拶に行くと衝撃的な一言を投げかけられた。

「『お前は2年でここを辞めろよ』と言われたんです。これからは会社の枠に縛られず、何枚も名刺を持って縦横無尽に動ける人が必要な時代になる。ドワンゴで経験を積んで、その道を歩みなさいという激励のメッセージでした」

新規事業部長として、夏野さん、社長(当時)の川上量生さん、2ちゃんねる(当時)開設者のひろゆきさんらとアイデアの壁打ちをしながら16のビジネス立ち上げを経験。夏野さんからのメッセージ通り、2年間を全力で走り抜けた内川は、ここからパラレルなキャリアを歩み始める。複数の企業で並行して責任者を務める中で、経営者同士の人脈が広がっていった。そこでリスナーズ代表の垣畑と出会ったのが、今につながっている。

「リスナーズが『聴く』にこだわったサービスであることに可能性を感じました。なぜなら、聴くはコミュニケーションの起点だから。自分の話したいことを話すだけなら誰にでもできますし、それはSNS時代にありふれたものです。でも一方的なコミュニケーションでは、相手に真意を伝えることや、関係性をつなぐことは難しい。客観的に話を聴くことで、本人が言葉にできないような本質を引き出して伝えていく。そういう価値がリスナーズにはあり、これは一朝一夕にまねできるものではないと思いました」

自分が携わるビジネスを成長させ、たくさんの新たな雇用を生み出したい

こうした想いを持って参画した内川がリスナーズで目指すのは、「『聴く・伝える・つなぐ』というリスナーズの真の価値を社会に広め、永遠に続くサービスへと進化させる」ことだ。そのためには従来の価値は守りつつも、今のユーザーニーズに合わせたチャレンジも進めていきたいと話す。また、リスナーズを含めさまざまな立場を務める自分自身が生きる目的は、日本をより良くすることだという。

「一つのビジネスが成功すると、自社だけでなく競合他社も含めてマーケット全体で雇用が生まれます。一社で人を雇う人数には限界があるけれど、もし自分が携わるビジネスが成長できれば、何万、何十万もの新たな雇用が生まれ、それによって多種多様の人に貢献できるはず。僕はこうした考えで、リスナーズのサービスも世の中に浸透させていきたいです」

Staff

インタビュー・執筆:森田大理/編集:佐々木久枝
撮影:新見和美


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