お客様からの「ありがとう」をもっと大きくするために、ココザスを大きくしていきたい
株式会社グロース・イニシアティブ
代表取締役
吉崎 浩一郎 / Koichiro Yoshizaki
私には、会社代表として、そして個人として、複数の活動や顔があるので、“吉崎自身が持ち株会社”のようなイメージを初めに持って頂けると、理解して貰いやすいかもしれません。
まず会社としては、株式会社グロース・イニシアティブで投資やコンサルティングをおこなうほか、グロースポイント・エクイティLLPではファンドを運営しています。
個人としては、上場企業4社、未上場企業3社で社外取締役を務めるほか、経営顧問やエンジェル投資など、関与先は20数社に及びます。
これらすべてに共通する、私の立ち位置を総じて言えば、“企業経営者かかりつけのお医者さん”でしょうか。企業経営者から多岐にわたる相談ごとを受けて、時には外部の専門家の力も借りながら、経営者ならではの悩みや課題を一緒になって解決していきます。
色々な企業と仕事をしていますが、一番大事にしている価値観は、仕事内容や報酬ではなく、「誰と仕事をするのか」「誰のために仕事をするのか」という点に尽きます。なぜなら、ビジネスにおいて最も苦労するのは人間関係だと、過去の経験から身をもって学んできたからです。だからこそ、一緒に仕事をする人と、価値観やモラルを互いに理解し共感し合えるか、という点を慎重に判断してから、お付き合いをさせて頂いています。
また最近は『コウヨシザキのサウンドキュービック』というラジオ番組を持ち、自らDJもやっています。ライフワークである音楽を切り口に、ビジネスから離れた別人格を纏うことで、今までにないコミュニケーションが生まれる大変興味深い活動です。
生まれは東京都大田区で、幼少期は野球少年でした。当時、愛読していた「プロ野球年鑑」という本には、驚くことに、選手の自宅住所が掲載されていたので、私は選手の家を突撃訪問してはサインを貰っていました。その後、膨大に溜まったプロ野球選手のサインを通信販売するのですが、今にして思えば、それが起業の原体験だったのかもしれません。
また、学生時代には本気でプロの道を目指していた音楽活動も、現在のラジオDJに繋がっています。この頃のベンチャー企業でのアルバイトやアメリカ留学も、起業を志すきっかけだったと思います。
大学卒業後は三菱信託銀行に入社。その後、アメリカの通信大手AT&Tの日本支社立ち上げや、ベンチャー投資や企業再生の草分け的な存在であるシュローダー・ベンチャーズ(MKSパートナーズ)というファンドに参画、さらにグローバル投資ファンドであるカーライルグループのアジア成長投資ファンドの立ち上げに声が掛かり、海外も含めた投資業に従事することになります。しかしリーマンショックによって、所属チームが解散。それをきっかけに、以前からの自分のファンドを立ち上げたいという強い想いも相まって、現在のグロース・イニシアティブ創業に至ったのです。
これからも、社会に対して価値あることに取り組んでいる経営者を、企業のかかりつけ医として、共に伴走しながら支えていきたいですね。
著名なスポーツ選手には、その選手を支える良いコーチがいるものです。そのような人間になっていきたいし、同時にコミュニティの輪も広げていきたいと考えています。
コウヨシザキの活動でも同様です。今はソーシャルメディア最盛期の時代。自分が好きな音楽という軸を持ち、メディアという影響力のあるツールを利用して、今は未だ日の当たらないところで活動している人々のサポートができればと思っています。
生年月日 | 1966年 |
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出身地 | 東京都大田区 |
星座 | 射手座 |
家族構成 | 女性に囲まれて肩身が狭いです |
WAOJE Tokyoに入った経緯 | GVFプノンペンに参加して、度肝を抜かれました |
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WAOJE Tokyoで得たいこと | 様々な世界観、価値観との接点 |
こんな貢献ができます | 輪を広げていくこと、そして経験、知見の惜しみない共有 |
こんな人とつながりたい | 人生を楽しんでいる方 |
興味があること | #自己表現 |
三菱信託銀行、日本AT&Tを経て、1998年よりシュローダー・ベンチャーズ、MKSパートナーズにてベンチャー投資、バイアウト投資、企業再生投資を幅広く実践。2005年よりカーライルグループのアジア向け成長投資ファンドに在籍。2010年、グロース・イニシアティブを創業。2013年、海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)取締役 最高投資責任者(CIO)として官民ファンドの立ち上げに従事。2017年、グロースポイントエクイティLLPを設立し、中堅・成長企業への投資を行う他、上場・非上場の成長企業の社外取締役、顧問として、経営支援に従事する。
インタビュー:垣畑 光哉/執筆:福田 友亮/編集:垣畑 光哉
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「想いとアイデアがあれば、誰でも会社を変えられる」フラットで風通しのいいココザスを、さらに働きやすい場所に
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