
お金で困ることのない社会を実現し、日本を守り、元気にする
株式会社展示会営業マーケティング
代表取締役社長
清永 健一 / Kenichi Kiyonaga
展示会を利用して売上を伸ばしたい中小企業の方を対象に営業のコンサルティングをしています。東京ビッグサイトなどを会場とする、大規模なビジネス展示会は年680回ほど行われていますが、たとえ資金力や人手がなくても、知恵と工夫で大企業を凌駕できるのが展示会の醍醐味です。展示会をうまく活用することで、中小企業の方々が成果を出せるノウハウを提供しています。
展示会専業コンサルタントとしては、日本唯一です。展示会営業(R)ノウハウを強みとして、業種を問わず売上アップの技術をお伝えしています。
例えば、展示会ブースにあるパラペット(看板)には社名を入れるのが一般的ですが、そこに「どんな人のどういう悩みを解決するか」を大きな文字で掲げ、分かりやすく価値を伝えたり、展示会の当日には売れないことを前提に、展示会後につなげる仕掛けを盛り込んだりと、効率的・効果的な活用方法を多数提案しています。
以前お手伝いした大阪のITシステムベンダーさんは、出展からわずか半年で出展コストの33倍となる、4300万円の売上を達成しました。事前にしっかりと作戦を練り準備ができれば、展示会で非常に大きな成果を手に入れることができるのです。
また出展を機に自社商品の本当の価値に気付いたり、お客様の喜びの声を聴くことで、普段の営業活動では忘れがちな本質的なことに気付けるのも、付加価値の一つです。展示会をつくりあげていく過程で、セクショナリズムが解消されていくこともありますし、決して一過性ではなく、後々の営業活動にも活かされる価値あるものを生み出していきます。
20年前ケーブルテレビの営業職を務めていた頃、地上デジタル放送の展示会出展担当になりました。まだ地上デジタル放送の認知度が低く、薄型テレビも無い時代です。大きなテレビを1人で会場に運び、デジタル放送を画面に映しながら懸命に「地上デジタル放送とはこういうものですよ」と来場者にお教えしました。すると翌日には「清永君から買いたい」と契約依頼が殺到するほどの反響をいただきました。
「人は売り込まれるのは苦手だけれど、教えてもらうのは好き。だから『教える・教わる』という関係性が自然と成り立つ場を整えることが重要で、その有効な手段が展示会なのだ」という真理に気付きました。これがのちの起業のきっかけになりましたね。
展示会に価値を見いだし、その後はコンサルティング会社へ転職。コンサルティング会社では「教えながら売ること」を突き詰め、中小企業診断士の国家資格も取得しました。
業種を超えた多くのビジネスノウハウを学んだ上で、2015年にピュア・コンサルティング・オフィス(現・株式会社展示会営業マーケティング)を創業しました。
これからも中小企業の売上をサポートし続けていきたいですね。実際の展示会ではその場をうまく活用できているブースは全体の1割しかなく、もったいないと感じています。この状態を逆転させ、90%のブースが展示会を活用して大きな成果を上げているという状態を作りだしたい。そのためにも弊社の展示会営業(R)ノウハウを、さらに世の中に広めていきたいと考えています。
コロナ禍で消費者の視点が変わり、商品のメリット・デメリットや費用対効果よりも「どういった想いでそのビジネスに取り組んでいるか」に注目されているとを強く感じます。展示会は自社の想いや志を世の中に堂々と宣言できる、最高の場です。いずれは「時間ができたから展示会に行こうよ」と、展示会が大人のテーマパークになるように、展示会出展者さんや展示会主催者さんのご支援をしていきたいですね。
生年月日 | 1974年2月12日 |
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出身地 | 奈良県 |
血液型 | A型 |
星座 | 水瓶座 |
家族 | 妻 |
座右の銘 | 展示会は中小企業が自社の想いや志を 世の中に堂々と宣言する最高の場 |
株式会社展示会営業マーケティング 代表取締役 清永健一。
中小企業診断士。奈良生まれ、東京在住。
展示会やオンライン展示会を活用した売上アップの技術を伝える日本唯一の展示会営業(R)コンサルタント。
中小企業への売上サポート実績は1300社を超える。
展示会業界の未来についてNHKラジオ総合第一で見解を述べるなど展示会業界活性化にも尽力。展示会活用に関して、テレビ等出演のほか、行政、公益法人、金融機関などで講演多数。著書の『飛び込みなしで新規顧客がドンドン押し寄せる展示会営業術』、
『中小企業のDX営業マニュアル~オンライン展示会をきっかけにしたスムーズな営業改革術~』他7作はいずれもamazon部門1位を獲得している。
インタビュー・執筆:今崎湘子/編集:山田富美
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