
お金で困ることのない社会を実現し、日本を守り、元気にする
菱沼貿易株式会社
経営戦略室長
坂部一聡/Kazutoshi Sakabe
経営戦略室の室長として、社長である菱沼一郎の経営サポートをしています。
現在は入社して間もないこともあり、第三者目線で弊社の強みや課題を積極的に抽出して、菱沼やほかのスタッフと共有し、課題検証をしているところです。
前職は上場企業のメーカーで、16年間の海外駐在を含め約30年、海外業務に携わっていました。関わりが多かったのは、ASEANや中国、中東、アフリカなどの新興国です。先進国に比べてルールが未整備で、変化への対応を迫られるシーンは多いものの、同時に市場にはチャンスが溢れています。そのため、変動する状況にどのようについていくのか、急激に広がる市場をどのように効率的に攻めていくのか、リスク回避をどのようにするのかなど、実際に場数を踏むことで課題への解決方法を身に付けられました。また、経営本部にてIR責任者を5年ほど務めた経験では、経営面での課題の抽出と解決手法を体得。これらの経験を活かして、経営計画・事業計画の策定と実行の両面で、菱沼をサポートしていくのが私の役割です。
所属する組織や会社の中には、変えてはいけないミッションや理念があります。計画を立てたり行動に移したりする際には、前提としてこの組織や会社の軸から外れないよう心がけています。
常に大事にしているのは、変化やリスクを逆にチャンスだととらえること。ビジネスを創生するには、きちんとファクト分析を行い、数値に置き換えて見える化し、仮説を立て、実行に移す必要があります。持っている経験則に基づいて計画し行動することで、会社の成長のためにいろいろな貢献ができればと考えています。
「貿易を通じて日本の中小企業の未来を切り拓く」という弊社のミッションに魅力を感じたのが、入社のきっかけです。特に弊社には「JAPAND」という非常にユニークなビジネスモデルがあります。中小企業にとってハードルの高い海外貿易の取引面だけでなく、ブランド認知、現地の商流までソリューションを持つビジネスモデルです。企業の理念・考え・商品などの情報をWebサイト上でカスタマイズして、「企業の海外でのプレゼンスを高めて実商売にする」ことを目的にしています。このような事業モデルを実行している弊社の考え方や理念に共感し、一緒に仲間として働きたいなと思いました。
加えて菱沼の人柄も、入社を決めた動機の一つです。菱沼の第一印象は「人の話をきちんと聞く人」。小規模会社の経営者は、信念が強すぎるあまり自身の話をすることが多いと経験から感じていたのですが、菱沼は人の話にしっかり耳を傾けて、咀嚼して次につなげていくコミュニケーションができる人でした。このような経営者がいる会社は伸びるポテンシャルがあり、実力を発揮できる土壌があるだろう、と感じ背中を押されました。
今、ビジネスの環境は激変しています。大局的なところではデジタル資本主義、地政学の変化、SDGs達成への取り組みであり、身近なところではインフレや調達の混乱、DXの進展などです。弊社の事業も、これらすべてから影響を受けています。
環境の変化を見据えながら中長期的な視点で事業をとらえたときに、バックキャスト思考をして今どんな準備をするべきなのか。まだポテンシャルを活かしきれていないビジネスのフローや事業作成のステージ強化に貢献し、菱沼をサポートしながら息の長い事業をしっかり作ることが、私の役割だと考えています。
公開日:2022年5月30日
< 2022 年7月まで>
大阪市中央区淡路町2丁目5番8号 船場ビルディング2F
< 2022 年8月より>
大阪市中央区備後町2丁目5番8号 綿業会館5F
インタビュー:垣畑光哉/執筆:ロマーノ尚美/編集:山田富美
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