
病院を飛び出した理学療法士が鳥取県でつくる「つながり」
津野 純一 / Junichi Tsuno
株式会社富士通ゼネラル
Being Innovative Group Manager
1984年兵庫県神戸市生まれ。大卒後、2006年に株式会社富士通ゼネラルに入社。TV事業の開発に憧れて入社したが、翌年に事業撤退で空調機部門に再配属。空調機事業部門では、海外エアコンのシステム開発を担当。エアコンの制御やリモコンなどのUIを開発。その後は、空調機技術企画室で、人体の温熱生理や生体センシングを活用した空調制御などを研究開発。2020年に現職のBeing Innovative Groupに異動。新規事業の開発として0→1の探索や社内新規事業プログラムを運営し、新たな価値を創出するために活動している。
富士通ゼネラルの社内組織「Being Innovative Group」にて、社内の風土変革を進めたり、0→1の探索を行ったり、新たな価値創造に向けた活動を進めています。
座右の銘は「障子を開けてみろ、外は広いぞ」。外に出て、たくさんの人とつながることを大事にしています。渋谷キューズにもその一環としてジョインしました。セミナーに参加するだけでは得られないような、深い関係性を築けていて、今後の共創にもつながりそうなコミュニケーションも生まれています。仲の良いメンバーも増え、あるメンバーからはなぜか「藤枝さん」と呼ばれたりして(笑)。この環境をとても楽しんでいます。
兵庫県神戸市生まれで、両親は厳しい人でした。門限の18時までに帰らないと、締め出されることもありましたね。その後は、大阪の大学に進学。就職活動でOBのいる企業の1社に富士通ゼネラルを知り、テレビをつくる仕事が面白そうだなと軽い気持ちで入社しました。ただ、その1年後には事業撤退が決まり、空調部門の配属に。その後は、商品開発、研究開発に携わることとなりました。
ここ数年間のルーティンは、毎朝起きたらハンドドリップでコーヒーを入れること。自分と向き合う大切な時間です。フグレンのコーヒー豆が届くサブスクリプションを利用しており、さまざまなコーヒーを味わうのも楽しみの一つです。あとは、ベアブリックを収集しています。
私自身がイノベーターになりたいとは考えていません。
どちらかというと、人々の役に立てる製品や事業をつくりたいと考えている人を応援し、必要な人たちとつなぎ、そのプロジェクトを世に出せるようサポートすることが使命だと考えています。そのためにも、今後さらに多種多様な人たちとつながり、新たな価値創造につなげていきます。
「同僚?(QWSで一番仲良しなオカツノコンビ)」
岡村さんの取材記事はこちら
公開日:2022年12月19日
リスナー:橋本好江
ライター:林春花
編集:寺澤順子
写真:冨澤倖之介
病院を飛び出した理学療法士が鳥取県でつくる「つながり」
一人ではできないことを、チームで実現させるスイミー経営
入社1年目にして大阪本社の新規プロジェクトに抜擢。2年目には東京拠点の立ち上げを担う
写真家と事業家、二つの顔で自然や動物に寄り添う
タグ