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ストーリー代表・CEO

企業づくりは「場」づくりさまざまな才能や個性が集まり、化学反応を起こす「場」をつくる

代表_アジアクエスト

時代、技術、顧客、
そして仲間に「寄り添う」

最高の仲間とともに、
イノベーションを起こす!

アジアクエスト株式会社
代表取締役
桃井 純 /Jun Momoi

「ビーコン」を活用した技術で、幅広い業種のIoT戦略を支援

IT業界において、これから急拡大する分野として注目を浴びているのが「IoT(Internet of Things)」だ。これは「モノのインターネット」とも呼ばれ、さまざまなモノがインターネットでつながり、情報交換することで相互に制御する仕組みを指す。今、あらゆる業界でIoTを活用した新たな機能・サービスの開発が活発化している。

IoTを構成する機器の一つに「ビーコン(Beacon)」がある。ビーコンとは、位置センサーや温度センサーなどのセンサーを内蔵し、Bluetoothで電波を発信する信号機だ。

このビーコンが発信するセンサーの情報をクラウド上にビッグデータとして集計し、より価値のある情報へと解析するためのIoTプラットフォーム「ビーコネクト(beaconnect)」を提供しているのがアジアクエスト株式会社だ。

代表取締役の桃井純は、「ベンチャーである以上、『普通の会社』ではいたくない。ユニークな存在であり、新たな価値を世の中に提供したい」と言う。

アジアクエストは、Webシステム開発、業務アプリケーション開発、サーバ・ネットワーク構築、クラウドソリューションなど幅広い技術を持ち、「直請け」の案件を中心として、企業のIT・Web戦略をトータルに支援する会社。システム開発では小規模から大規模なシステムまで多数の構築実績を持つ。

技術力で信頼を獲得してきた同社に、最近、多くの依頼が押し寄せているのが「IoT」に関するサービスだ。アジアクエストが提供する「ビーコネクト」は、情報配信・位置情報の取得からセンサーを利用したサービスまで、幅広い分野に応用が利く。

例えば、店舗であれば、専用アプリをダウンロードしたお客様が入店したとき、来店検知することでお勧め商品の案内やクーポン配布などのサービスを展開できる。大型ショッピング施設などにビーコンを設置すれば、来店者がフロア案内図をスマートフォンで確認しながら移動できるナビゲーションサービスが可能となる。美術館や展示会では、来場者が3メートル以内に入った時点で展示物や商品の説明を送信できる。また、駅・公共施設の広告と連動させた情報発信、宝探しゲームやスタンプラリーといったエンターテインメント分野でも活用が可能だ。

事業活動においては、オフィスなどでの入退室管理、倉庫内での物流管理、生産ラインの監視、照明・空調管理、独居老人の見守りなど、活用できる分野は多岐にわたる。

アジアクエストにはシステム開発部隊、クラウドを中心とするインフラ部隊と、IoTサービス開発に必要な両要素が揃っているのが大きな強みだ。

「IoTはアイデア次第でいくらでも用途が広がっていきます。すでに農業、畜産業などにも広がっている。これまで世の中になかった仕組みを生み出すエンジニアにとっても、顧客のニーズを聴いてサービスに落とし込む提案をする企画スタッフにとっても、今まさにおもしろいステージにさしかかっているといえます」

「価値の創造」にこだわり、起業。将来を見すえてアジアにも展開

高校生の頃から「起業」を意識していたという桃井。「社長」になるというより、「世の中に新しい価値を生み出したい」という想いが当時からあったという。

学生時代から起業し、さまざまなビジネスを手がけた。業績は順調で楽しく働いていたというが、インターネットが世の中に出てきたときに「これからはインターネットによって世界が変わっていく。絶対これをやりたい」と考える。そして、急成長中の通信会社に就職し、エンジニアとしての経験を積んだ後、29歳で再び会社を設立した。

「独自の価値を生み出す」ことを目指し、CRM(顧客管理・顧客との関係構築)のパッケージソフト開発をスタート。ソフトは多くの大企業で利用され、会社も50人規模の組織へと拡大させた。しかし、思うところがあり2012年に同社代表を退任。その後、新たに立ち上げたのがアジアクエストだ。

そのときの思いを、桃井はこう振り返る。

「気付いたら『普通の成長』しかできていなかった。ユニークな取り組みを行い、圧倒的な成長をしてこそベンチャーなのに、普通の成長に甘んじていた。今度こそは普通でない取り組みをすることで、圧倒的なスピードと成長を実現し、世の中にインパクトを与えたいと思いました」

その決意どおり、桃井はアジアクエストの立ち上げからわずか半年後、大胆な行動に出る。インドネシアのジャカルタに現地法人を設立し、現地のシステム開発会社に出資してグループ化したのだ。

日本のマーケットが縮小に向かう中、アジアとの関わりは今後いっそう深まっていく。継続的な成長のためにアジアへの展開は欠かせないと見越し、いち早く進出を決断した。

インドネシアを選んだ理由は、世界第4位の人口、日本の5倍の国土面積、高いGDP成長率――という市場規模の魅力。日本企業の進出も活発化している。「インドネシアでナンバーワンの日系ITサービス会社になる」という目標を掲げ、その実現に向かって邁進中だ。さらに、2015年にはマレーシアでも現地法人を設立している。

同時に、日本ではシステム開発やインフラ構築、そしてIoTサービスへと領域を広げ、現在、従業員規模は100名規模(海外も合わせると140名)に拡大した。

日本の顧客がアジアに進出する際にIT面のサポートを行う場合など、一つのプロジェクトに日本のメンバーと海外メンバーが共同で取り組むこともある。グローバルな感覚を養える環境であり、希望すれば海外事業に関わるチャンスもあるという。

大切にしたい企業文化は、多様な個性の人たちが「結び付く」こと

企業経営の中で、桃井が意識してきたことがある。

「企業づくりは『場』づくり。さまざまな才能や個性が集まり、化学反応を起こす『場』をつくる」ということだ。桃井が意図する「場」とは、機会であり、場所であり、時間である。

アジアクエストでは、社員が希望してキャリアチェンジするケースも多い。Webシステムを担当していたメンバーが「アプリの開発をやりたい」と手を挙げ、1ヵ月後には異動が叶ったこともある。インフラ部門からシステム部門に移ったメンバーや、プロジェクトマネジャーから営業に転身したメンバーもいる。

「30歳で100人月規模のプロジェクトマネジャーを務めているケースもあります。一般的な会社に勤務するよりも、5年~10年早く経験が積める環境です。今は技術もマーケットも変化が激しい。ニーズも次々と変わっていく。その変化に対応していくためにも、人も組織も、成長スピードが速く、柔軟であることが大切だと考えています」

アジアクエストのエンジニアには、さまざまなタイプの人がいるという。特定の技術を極めたい人、技術の幅を広げたい人、開発業務に集中したい人、顧客とコミュニケーションを取りたい人、1人でマイペースで取り組みたい人、チームを組んで協業したい人―― 一人ひとりの強みや志向に応じて、ふさわしい部門や業務で活躍している。

「さまざまな個性を持った人が成長し、輝ける『場』をつくり続ける」――それが、桃井が大切にしたい「企業文化」だ。

「当社の価値は、『プロフェッショナリズム』と『ベンチャースピリッツ』、そして『エンゲージメント(結び付き)』なんです。いろいろな個性や価値観が集まっていて、それが結び付くことで新たな価値が生まれます。お互いが認め合い、リスペクトし合い、助け合う文化を築いていきたい。メンバーが交わり、新しい何かを生み出しやすい場をつくることこそ、組織づくりであり、会社づくりだと思っています。その象徴的な場所として、社内にカフェスペースを設けています。PCを持ってきて仕事するのも、勉強会やイベントを開くのも自由。夜はお酒を飲むのもOK。業務では関わらないメンバー同士でも、ここでコミュニケーションが生まれています」

良好な人間関係が築かれている背景には、培ってきた風土から自然にそうなるだけでなく、人事面の工夫もある。入社時点で性格タイプや適性の診断を行い、「この人はこのチームになじみやすい」「このチームではストレスを感じやすい」といった結果をもとに組織編成を行っているのだ。

「人が楽しく働き、成長できるかどうかは、『何をするか』と同様に『誰とするか』にもかかっていると思うんです。人の相性はとても大切。同じことをしても、Aさんからは評価され、Bさんからは評価されない…ということもある。プラスの刺激を与え合えるマッチングやチーム編成により、モチベーションもエンゲージメントも高まるようにしています」

IT業界の常として、タイトなスケジュールに追われたり、予期せぬアクシデントが発生したりすることもある。通常の会社ではエンジニアが疲弊するような場面にあっても、不思議と同社のエンジニアは生き生きと楽しそうなのだという。「助け合う」という関係が築かれているからこそ、厳しい局面で団結力が発揮され、テンションが高まるようだ。

「お互いに高め合う」という意識が根付いていることから、会社が整備している研修のほか、自主的に皆で集まって勉強会を開くことも多い。社内のトップレベルのエンジニアや有識者から学ぶほか、テーマを決めて競い合い、お互いの成果から学び合うこともある。

これから新たなメンバーが加わることで、「エンゲージメント」がさらに広がり、新しい価値が生み出されるだろう。

 

リスナーの目線

「海外旅行が好きで世界中を旅した」「新会社設立直後にインドネシアに進出」という経歴から、大胆で豪快な人物を想像していましたが、お話ししてみるととても思慮深い方という印象を受けました。社内の仕組みや制度など、外部から既存のものを取り入れることはせず、自社のメンバー皆で創っていくという方針からも、人への思い入れの強さを感じます。同業界から転職してきた方が「人が温かい」と驚くそうですが、それもうなずけます。

インタビュー・編集:青木典子 撮影:出島悠宇

Profile

1970年、東京都生まれ。大学時代に起業、後に大手通信会社でエンジニアとして経験を積み、1999年、イズ株式会社設立。2012年、アジアクエスト株式会社を設立。東京、福岡、インドネシア、マレーシアに拠点を持ち、システム開発を中心に幅広くIT事業を行う。

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