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ストーリー役員

社員こそサービスの源泉。人対人のアナログの価値をすべてのお客様に届けたい

社員_TSグループ

挑む人と、ともに挑む。

お客様や仲間の挑戦を支え、
自らもチャレンジを続けられる人にこそ、
事業経営や新規事業のチャンスを!

TSグループ
専務取締役
竹之下 裕之 / Hiroyuki Takenoshita

毎年140%の事業成長を続けてきた秘訣は、“人”で勝負してきたこと

「医療WORKER」「カイゴWORKER」など、人材紹介・人材派遣を中心にいくつものサービスを展開するとともに、既存の枠にとらわれない新規事業を次々と世に送り出しているのが、TSグループだ。株式会社TS工建・株式会社ティスメ・メディアメイド株式会社の3社からなるTSグループには、現在約1000名の社員が在籍。2013年以降、毎年140%で売上高を拡大し続けており、2019年度は280億円を見込んでいる。

「当社がお客様から選ばれる一番の理由は、社員一人ひとりのお客様に向き合う姿勢が評価されているからだと思っています。採用にお困りの企業や求職者から、安心してお任せいただけるような『人間力』を大切にしてきました」

そう語るのは、TSグループの創業者の一人である専務取締役の竹之下裕之。同社の社員に向けて「『当たり前』を徹底し、当たり前のレベルを上げること」とよく口にするという。この言葉には、「奇をてらうよりも、お客様に対してやるべきことを真っ当にやりきることが大切であり、かつその質が高い人ほど信頼を得られ、お客様の満足度向上につながる」という意味が込められている。また、この考えはサービス戦略にも表れている。たとえば同社の人材派遣・人材紹介のこだわりでもある「一元管理」。一般的に人材業界では、企業と求職者にそれぞれ担当がつき、分業によって効率化が図られている場合が多い。しかし、TSグループでは1人の担当者が企業と求職者の両方と接点を持ち、どちらも自分のお客様としてマッチングをおこなう。これによって、企業と求職者の要望に潜む細かなニュアンスや採用・求職の背景などを十分に理解したうえで最適な提案を実現している。人材サービスは、まさしく人の人生にかかわることだからこそ、「一元管理」によってお客様を深く理解し、コミュニケーションロスを防止することには、大きな意味があるという。

「今、私たちは主力事業である看護や介護でマーケットNo.1を目指していますが、それは、世の中から一番の支持を得て一元管理の正しさを証明するためでもあります」

さらに言えば、今後の事業展開にも竹之下の想いが滲み出ている。TSグループではすでに北海道から沖縄まで17拠点を構えているが、今後も全国各地に支社を展開していく予定だ。これも、顧客との接点が増え、より近い距離で向き合うことを第一に考えてのことだという。

「データベースに登録された条件だけの機械的なマッチングや、電話・メールだけのお付き合いにはしたくありません。きちんと顔をあわせられるような距離でお客様と関係を築いていく会社でありたい。それこそ、当社の強みである『人間力』につながるはずだと信じています。なので、今後の事業拡大においても全国の拠点展開をベースとしながら『地域密着』でのサービス提供を大切にしていきたいです」

 

会社員時代は入社8ヶ月で関西の責任者を務め、わずか25歳で起業

1979年に大阪で生まれた竹之下。子どもの頃は「可もなく不可もない少年」で、決して目立つタイプでもなければ、クラスを率いるようなタイプでもない。そんな印象だったものだから、大人になった竹之下が会社を創業し、全国に展開する企業を経営していることを、同級生たちはにわかに信じがたいそうだ。

 勉強よりも身体を動かす方が好きだった竹之下は、中高とラグビーにのめり込む。スポーツ推薦で大学に進むつもりで、必死に打ち込んだ。「お前みたいに努力するやつは見たことがない」と当時監督を務めていた人物から言われたことだってある。けれど、世の中は甘くない。厚い選手層の中で、高校では三軍。それが現実だった。

「思い返せば人生で最も大きな挫折でした。でも、誰のせいでもなく自分に実力がなかっただけなんです。この出来事をきっかけに、たとえどんな結果でもそれは自分が招いたことだと考えるようになりました。また、自分は生まれつき器用でも能力がある訳でもないんだから、何かを得るためには人の何倍も努力をしなければならないと心に誓ったんです」

 大学進学を断念した竹之下は、高校卒業後に建設会社に就職。建設現場の工事監督を4年経験した後、大手人材派遣会社の営業職に転職した。人材業界に特別興味を持っていた訳ではないが、まだ22歳であったことから「自分の視野を広げたい」という一心で、異業界に飛び込んだ。ふと見つけて応募した建設業界の人材派遣営業職では、前職での経験を買われ、大阪でのサービス立ち上げメンバーとして参加することになった。

営業に課されたミッションは、一にも二にも新規開拓で顧客を増やし売上をつくること。目標必達の厳しさはあったが、この環境はラグビーで培った心意気を発揮するには絶好の環境だった。決めたことをやり切る力で実績を上げ、入社からわずか8ヶ月で関西地区の責任者になる。25歳で西日本統括次長という役職を務め、直接マネジメントをしていた部下は50名ほどいた。会社の事業成長にも多大なる貢献をし、それに比例するように大きな裁量を与えられ活躍していた竹之下。ところが入社3年半で職を辞し、自ら会社を興した。

「任されていた事業を20億円規模にまで成長させることができ、ある程度自信がついたこともあって、同じ環境でさらに事業を成長させることよりも、ゼロから自分が思い描く方法でやってみたかったんです。目の前の売上を必死に追いかけるだけでは、中長期で会社が発展するのは難しいのが事実。だから、もっと社員にもお客様にも人として向き合って事業をしたいと思っていたのも、起業の決め手でした」

 2004年11月、株式会社TS工建を設立。これが今に続くTSグループの始まりである。まずはノウハウのある建築業界の人材派遣からスタート。自らが営業の最前線に飛び込み、企業と求職者を募っていく。その後、看護師向けの人材紹介業を皮切りに、さまざまな業種に向けたサービスを展開していくことになった。

 

事業責任者や新規事業立ち上げにも若手を抜擢。経験よりも『可能性』に賭けたい

現在のTSグループは、3法人で計10事業部の体制。建設業界向け、医療業界向け、保育業界向け、若年層向け…と、それぞれが専門特化した事業を展開している。いくつかの理由があり、そのうちひとつは、「業界ごとにフィットしたサービスを提供すること」だ。特にTSグループが向き合っている業界は有資格者でなければ働けない仕事も多く、資格要件や業界特有の事情などにも精通していなければ、お客様のニーズを正しくつかむことは容易ではない。そこで総合的な人材サービスとせず、『業界最適』によるサービス向上を図ることで、個々の市場で存在感を放っている。また組織を分けることで、各事業がスピーディな意思決定をしやすくしている

これらに加えて、働く社員にとっても多事業展開は大きな意味がある。組織の数だけポジションがあり、若手でも裁量の大きな仕事にチャレンジできる機会が豊富なのだ。

「私が新しく責任者を任命する際は、年次も経験も気にしませんし、仕事の成果や実績が絶対条件でもありません。仕事に向き合うスタンスや自分がやりたいと思う事業への意欲、アイデアなどを見て、抜擢します」

現に、新卒入社3年目で12億円もの規模の事業を任された人。求職者に仕事を紹介する前に働く力を付けることが必要だと起案して、PCスクール事業を推進している人。他にも社内には自らの行動やアイデアを起点にしながら、日々新たなチャレンジに取り組んでいる社員が大勢いる。こうした風土のおかげか、直近の3年間でTSグループが生み出した新規事業は実に15にもなるという。

「一つ誤解してほしくないのは、ただやみくもに社員のやりたいことを事業としてやっている訳ではないということです。ビジネスとして成り立つかどうかの見極めは、かなり厳しく判断しています。それだけ厳しく判断するのは、挑戦する社員に経営に必要なスキルや視点を身に付けてほしいからです。社長になったくらいのつもりで本気で考え・行動していくことを求めますし、そうすることで、この先どこに行っても通用するような市場価値の高い人材になれると思っています」

 こうした方針からなのか、TSグループの社員には、若くして独立・起業という選択をする人も少なくない。それはまさしく、かつての竹之下の姿とも重なる。なかには、TSグループと同業の事業を立ち上げる者もいるが、その決断すら誇らしいのだそう。「健全なライバルとして、手加減はしないですよ(笑)」と語る竹之下。きっとその言葉は、自らのもとで学び巣立っていく者へのエールに違いない。

 

リスナーの目線

昔の出来事やご自身の想いについて、なんでも率直に語ってくださった竹之下さん。良かった経験も苦い思い出も区別なくオープンに話すその様子からは、まさしく竹を割ったようなお人柄が感じられました。また、社員のみなさんにも、私たちにも終始自然体でフラットに接するのが竹之下さん流のコミュニケーションのよう。その心地良い距離感も、ご自身が営業として数々の実績を上げてきた理由の一つのようにお見受けしました。

インタビュー・編集/森田大理、撮影/田中振一

Profile

1979年、大阪府生まれ。高校卒業後に大手ゼネコンで建設現場の工事監督を経験。その後、大手人材派遣サービスに転職し、大阪支社の立ち上げメンバーとして営業に従事。入社8ヶ月で関西の営業責任者となり、西日本統括次長も務める。2004年11月に、自身が培ってきたノウハウを活かし、株式会社TS工建を設立。同社専務取締役に就任し、現在に至る。

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