LISTEN

TOP > ストーリー代表・CEO > 「正しいことを貫く」 社員も企業も成長し時代に挑戦し続ける
ストーリー代表・CEO

「正しいことを貫く」 社員も企業も成長し時代に挑戦し続ける

代表_スターティアグループ

アジアNo.1のシェアを持った
ITサービスを創造する

次のミッションは
「次世代の経営陣を育てる」こと

スターティアグループ/スターティアホールディングス株式会社
代表取締役社長 兼 最高経営責任者 
本郷 秀之 / Hideyuki Hongo

常に変化し続ける、それが生き抜いていく鍵

「スターティアには、新しいことにチャレンジする企業文化がある」

創業24期目に入るスターティアグループの風土を、社長の本郷秀之はこう語る。

電話回線の営業代理というアナログ的な業務からスタートした事業は、今やITネットワーク環境の整備、Web製作、電子ブック作成ソフトなどオフィスのトータルコンサルティングを手がけるまでに拡大。電子ブック作成ソフトは、業界シェアナンバーワンを誇る。

そして現在特に力を入れている分野の一つが、AR(Augmented Reality)だ。「ポケモンGO」でも注目された拡張現実ソフトは、企業の売上アップをサポートする新しいツールとして各業界から注目を集めている。

創業当初のOA機器事業を継続しながらも、時代の変化をとらえ、電子ブックやARといった新しい波に乗っていくことでスターティアは成長を続けているのだ。

「ダーウィンの名言にもあるように、“強い者”ではなく“変化できる者”が生き残る。スターティアは創業以来、ずっとそれを貫いてきました」

2005年12月に東証マザーズに上場。グループ会社全体で社員数は600名を超える。しかしながら、本郷は「スターティアはベンチャー企業だ」と断言する。規模的には、一般的なベンチャー企業の概念を外れているかもしれない。しかし、ベンチャースピリットが残っている会社であれば、従業員が1000人、5000人でも「ベンチャー企業」であるというのが、本郷の持論だ。

さらに近年力を入れているのが、コーポレートベンチャーキャピタルだ。事業会社である強みを活かし、単なる投資のみならず営業や顧客リストの共有といった支援も行うことができる。

投資先のベンチャー企業は、国内にとどまらない。中国の上海と台湾に100%出資の子会社、また西安にアプリケーションの開発拠点となるグループ会社があり、シンガポールのオフィスを拠点にさらなるアジアでの展開を狙っている。「アジアNo.1のシェアを持ったITサービスを創造する」ことが目標だ。

およそ2050年頃までに、世界のGDPの50%はアジアが占めると予測されている。5年後、10年後には、アジア初のグローバルスタンダードなITサービスが生まれてもおかしくない。そして、「スターティアがその一翼を担っていきたい」と本郷は考えている。アジアのベンチャー企業への投資もその一環なのだ。




素晴らしい社員である前に、素晴らしい人間であれ

スターティアの強みは、約2万社にも上るクライアント企業の存在だ。同社ではサービス導入後のクライアントとの関係づくりを大切にしている。

例えば、クライアントにコピー機を納品した場合、どのPCからも出力ができるようにWi-Fiでネットワーク化するサービスも提供する。電子ブック作成ソフトで通販のウェブサイト制作を請け負った場合、サイトオープン後も、どのページにどのくらいの人がどのようなタイミングでアクセスをしているかといったデータをクライアントに瞬時に伝える仕組みを整備している。そうしたタイムリーな情報提供を行うことでクライアントの売上アップにつながるため、感謝され、よりよい関係が築けているという。

クライアントの信頼を勝ち得て、長くお付き合いをしていくには、社員の人間力も問われると、本郷は言う。

「素晴らしい社員、社会人である前に、素晴らしい人間でなければ。人として正しい考え方に基づいていないとダメなのです。ルーティンだけを教えていても一人前にはなれません。だから、内定者や入社1~3年目の若手社員に向けて、自らの考えや想いを伝えます。そして、スターティアにいることでキャリアプランを明確に描け、スキルアップしていると感じられるような研修を行っています」

「人として正しいことを貫き続ける」という一本気な経営哲学

「スターティアの社員の特徴は勤勉さ。働くことに対して、モチベーションが高い人間の集まり」と語る本郷。こうした社風は、本郷自身の気質によるところも大きい。

熊本から18歳で上京し、ホテルの専門学校に通いながら夜はベルボーイとして働いた。2年間勤務したが、そのまま決まったレールの上を歩いていくのは自分らしくないと、まったくの異業種である布団の訪問営業会社に飛び込んだ。

今でいう「ブラック企業」で、怒鳴られながら休みなく働く日々。営業はまったくの素人だったため、トップセールスの先輩から売れる営業のコツを必死に盗んだという。その甲斐あって7年でトップセールスにまで上り詰め、さらに自分の力を試そうと転身したのが通信業界だった。

しかしながら、入った会社は1年目で倒産。途方に暮れながらも、当時の部下の「社長をやってほしい」という声に一念発起し、自身で会社を立ち上げることにしたのが29歳だ。そのときの想いが、今も本郷の心に残っている。

「会社が潰れたのは、乱脈経営、不正が原因でした。倒産の憂き目に合いながら、『会社とはなんなのだろう』ということを考えましたね。当時、私はまだいくらでもやり直しができる年齢でしたが、これが定年退職の1週間前、退職金を受け取る前の倒産だったらどうでしょうか。もう後戻りはできませんよね。だから、会社は潰してはいけない、と強く思ったのです。それには、人として正しいことをしなければならない。人の上に立つ人間は、下の人たち以上に働かなければならない。スターティアでは、社長出勤や重役出勤などもってのほかです」

高校を卒業して上京するときに、母親から言われた。「世の中には『長いものには巻かれろ』という言葉がある。上司や先輩が、『カラスは白だ』と言ったら、『そうですね、カラスは白いですね』というぐらいの従順さがないと世の中を渡っていけない」と。本郷は反発した。

「カラスが白いわけはない。黒い物を黒と言って何が悪い。俺はそうやって生きていく」と啖呵を切って上京。どんな立場にあるときも、そのスタンスは変えなかった。

「誰が言ったから正しい、ではない。何がお客様のため、会社のためになる正しい考えなのかを見極める。そして、それが優先されるような会社、企業文化でなければならないと考えています」

これからは、次世代の社長を育てていく

本郷は、社員数を大幅に増やすつもりはないという。大所帯でなくてもお客様に貢献できるのが、ITの特性でもあるからだ。

組織規模の拡大より、社員同士のつながりの強化を大切にしている。全員参加のクラブ活動や年に1回の運動会も開催。事業部単位ではなく、「スターティアはみんなが仲間であり、全体でよくなっていく」という共通の想いを育むためだ。そうすることで、社員が自分や会社を俯瞰で見られるようになるという狙いがある。

即戦力がもてはやされるIT業界にあって、スターティアでは新卒採用に早い段階からこだわってきた。学生に期待するのは、「何かに抜きん出ていること」だ。

例を挙げるとすれば、「何百人、何千人もの学生が集まるサークルを作った」「野球をやらせたらプロ級」「リュックサック1つで、言葉もわからないような異国の地を旅している」など。そんな「尖った」ところのある学生にぜひ出会いたいと考えている。

日本では優秀な学生にベンチャー志向がないことも問題だと、本郷は感じている。

「欧米では優秀な学生は起業したり、ベンチャー企業に入ったりすると言います。日本でももっと優秀な学生がベンチャー企業に入ってきてほしい。社会貢献は政治家や政府の仕事ではなく、企業が実業の中で実践していく時代です。我々企業家が社会を変えていかなければならないのです」

スターティアでは、定年を60歳と定めている。社長をはじめ、経営陣も例外ではない。本郷も定年まであと8年。それまでに、スターティアをグローバル企業にまで成長させ、さらにそれを率いていけるような次世代のリーダーを育てていきたいと考えている。

「次世代の経営陣を育てるのが私の最後のミッション。ですから、これからスターティアに入ってくる方は、『我こそが社長になる!』ぐらいの気概を持っていてほしいですね」

リスナーの目線

「曲がったことは大嫌い。純粋で正義感が強く、一度決めたことは妥協しない」という熊本県の県民性を表す「肥後もっこす」の言葉通りの人柄で、ビシッと一本芯の通った語り口が実に痛快な本郷さん。そんな男気とは裏腹に、我々取材陣にも細かい心配りをしてくださる姿勢が、どんなに会社が大きくなっても、どこかぬくもりを感じさせる社風にも表れているのではないでしょうか。

インタビュー・編集/垣畑光哉青木典子、三本夕子

Profile

1966年熊本県生まれ。情報機器販売会社などを経て、1996年2月に独立。2004年、商号をスターティア株式会社に変更。2005年12月、東証マザーズ上場。企業が保有する情報の集約と利益化をサポートするITソリューションベンダーとして、電子ブック作成ソフトを中心としたWebアプリケーションと、クラウドソリューションを始めとしたITインフラを提供。現在はアジアNo.1のサービス展開を目指し、その足がかりとして、上海および西安、台湾においてもサービスの開発・展開を進めている。2018年スターティアホールディングス株式会社に変更。

  • 働きたい応募
  • もっと会社を知る資料ダウンロード
  • その他
    お問い合わせ

関連キーワード

代表_スターティアグループ

「いいね!」
最新情報をお届け

関連ストーリー

タグ

人 (395) 社員_アセットガーディアン (20) 最新ストーリー (17) 社員_ダーウィンホールディングス (7) 価値観1 (6) 社員_スターティアグループ (6) 社員_シーアールエス (6) 社員_ワークスイッチコンサルティング (6) 01 社員ストーリー (5) 社員_メディカルネット (5) 社員_メディケアー (5) 社員_プリマベーラ (5) 社員_D&I (5) 社員_ブルーコンシャス (5) 社員_ハコブホールディングス (5) 01 レビュー (4) 代表_ダーウィンホールディングス (4) 社員_ネットビジョンシステムズ (4) 社員_ジブラルタ生命保険 (4) 社員_SB C&S株式会社 (4) 社員_プルデンシャル生命保険 (4) 特集一覧 ピックアップ (3) 社員_フラー (3) 代表_メディカルネット (3) 代表_ネオキャリア (3) 代表_ブラス (3) 代表_インジェスター (3) 社員_Surpass (3) 代表_Surpass (3) 社員_ゆうしん (3) 代表_w2ソリューション (3) 社員_コールフォース (3) 社員_識学 (3) 社員_コムセンス (3) 社員_テレマーケティングサポート (3) 社員_シーエスコミュニケーション (3) 社員_ココザス (3) 代表_スターティアグループ (2) 代表_INSIGHT LAB (2) 代表_フラー (2) 代表_SHGホールディングス (2) 社員_デパート (2) 代表_プリマベーラ (2) 代表_エボラブルアジア (2) 代表_メディケアー (2) 代表_フリープラス (2) 代表_Fusic (2) 代表_武蔵 (2) 代表_株式会社HARES (2) 代表_メディカル・イノベーション (2)

カテゴリ

ピックアップストーリー