
想いがあれば「やってやれないことはない」。TTSは一人ひとりが成長できる組織を目指す
株式会社アベデザイン
代表取締役社長
安部 英人 / Hideto Abe
当社はデザイン会社として、パンフレット・チラシなどの紙媒体やWebサイトの制作、ロゴデザインなどを行っています。UI/UXデザインも得意としており、システム会社様向けにアプリ画面などのUI/UXデザインを提供しています。
強みは、徹底したインタビューと、そこから生み出すクオリティーの高いデザインです。まずは経営者のお話を、好奇心を持ち、親身になってじっくり聞きます。そして、意識の中にある会社の魅力や特長、強みを言語化し、背景にある想いを浮き彫りにしていきます。その会社をリブランディングするつもりで、臨んでいますね。インタビューだけで数時間に及ぶこともあります。
お客様をよく知ることによって、デザインに独自性が生まれます。インタビューから引き出した正しいブランドイメージは、美大出身のデザイナーである妻がクオリティーの高い再現をいちからしますので、他社と似通ったデザインになることはありません。オリジナリティーのあるデザインを提供できることが、お客様に選んでいただける理由です。
私が今、デザインの仕事をしていること。その原点は小学生の頃にあります。描いた絵を先生にほめてもらったことがうれしく、それ以来、絵を描くことが大好きになったのです。そしていつしか「絵を描く仕事をしたい」と思うようになりました。高校卒業後いったんは実家の自営業を継ぎましたが、その思いを諦めることができませんでした。
当時はDTPが使われ始めたばかり。まだ珍しかった、パソコンを使ったデザインのスキルを身につけたくて、知り合いが経営するDTP会社に修業を兼ねてアルバイトで入りました。
その1年後、21歳でデザイン会社を立ち上げて独立したのですが、経験不足から大きな借金を抱えることに。10年間必死で働き、完済したところでこの会社をたたみました。その後、いくつかの会社でWebデザインのスキルを習得した後、システム開発会社にデザインチームのリーダーとして入社しました。しかし、5年ほど勤めたところでデザイン部署が縮小されることになり、これを機に、同じ職場にいた妻と共に独立しました。
最初の会社経営で大変な苦労をしたので、もう起業はしないだろうと思っていたのですが、周りの方に勧められたり、お客様を紹介していただいたりと、見えない力に後押しされるように再びデザイン事務所を立ち上げることに。人と人とのご縁が、2度目の起業に導いてくれたように感じています。
弊社がインタビューに力を入れる理由。それは、デザインだけでなく、中身を充実させることが重要だと考えているからです。ホームページやロゴを見る方に、経営者の想いや会社のあり方を正しく受け取ってもらいたい。「お客様の想いをデザインする会社」として、デザインがアンマッチな企業のホームページや紙媒体を変えていきたいと考えています。
お客様の「想い」を正しく表現することが私たちの使命。そのために、親身になってコミュニケーションを図り、インタビューをする。その姿勢はこれまでもこれからも変わりません。
そしてまた、アイデアや情報でもお客様のお役に立ちたい。例えば「新しいサービスを作りたい」と言われたら、ビジネスのアイデアを提供したり、資金調達のために補助金申請をサポートするコンサルタントを紹介したりと、かゆいところに手が届くサポートをしていきたいです。
ただデザインするだけでなく、お客様にしっかり向き合い、伴走し続けるデザイン事務所でありたいと考えています。同時に、私たちの姿勢や目指すものに共感し、一緒に働きたいと思ってくださるメンバーを増やしていけたらうれしいですね。
公開日:2022年4月28日
インタビュー・執筆:宮原智子/編集:勝木友紀子
想いがあれば「やってやれないことはない」。TTSは一人ひとりが成長できる組織を目指す
システム監査、ネットワーク、セキュリティ領域に強みを持つコンサルタント集団
“伝える×つながる”を、テクノロジーの知見を活かして最適化したい
自身を見つめ生き方を模索する、その起点となる場を提供したい
タグ