
病院を飛び出した理学療法士が鳥取県でつくる「つながり」
松井創 / Hajime Matsui
株式会社ロフトワーク
Co-Chief Layout Officer
1982年生まれ。専門学校で建築を、大学で都市計画を学ぶ。地元横須賀にて街づくりサークル「ヨコスカン」を設立。新卒で入ったネットベンチャーでは新規事業や国内12都市のマルシェの同時開設、マネジメントを経験。2012年ロフトワークに参画し、100BANCHや SHIBUYA QWS、AkeruEなどのプロデュースを担当。2017年より都市と空間をテーマとするLayout Unitの事業責任者として活動開始。学生時代からネットとリアルな場が交差するコミュニティ醸成に興味関心を持つ。2021年度より京都芸術大学・空間演出デザイン学科・客員教授に就任。あだ名は「はじめちゃん」。
株式会社ロフトワークでChief Layout Officerとして主に場づくりを仕事にしています。建築はもちろんのこと、何もない所から人の交流が生まれるような内部の仕組み作りまで設計するのが私の使命です。キューズには立ち上げ時から場づくりに携わってきました。
ほかにも客員教授として芸術大学で場づくりやソーシャルデザインの授業をしたりしています。
プライベートでは6歳になる息子の成長を楽しんでいます。最近では無人島のアートイベントや野球観戦に行きましたね。彼にいろいろな機会を提供し、一緒に体験しています。
出身は神奈川県の横須賀市で、子どもの頃は、お祭りごとが好きで文化祭実行委員会としてみんなを引っ張っていく一方、一人の時間が好きといった内向的な思考もあり、両面性のある子どもでしたね。
手を動かすことが好きだったので、高校卒業後はデザインの道を志望して、建築や都市計画を学び、地元横須賀でもまちづくりの活動をしたりしていました。
社会人経験を経て、「才能のある人が活躍できるプラットフォームを作りたい」と思い、株式会社ロフトワーク入社しました。そこからはデザインから場づくりにシフトチェンジして、今に至るまでまで多くの「場」をプロデュースしてきました。
こだわらないことがこだわりです。固定観念を持たず、新鮮な気持ちで新しいものをつくり続けていきます。
クリエイティブな才能やデザインの能力は特別な人たちだけが持っているのではなく、誰もが想像したことをカタチにする能力を持っており、デザインができると思っています。
だからこそ、誰もがデザインできるような社会を作ることを目標にしています。一人ひとりが創造性や自身の能力を発揮でき、おもしろい活動が生まれる場づくりに取り組んでいきます。
公開日:2022年12月22日
リスナー:橋本好江
編集 : 寺澤順子
ライター:冨澤倖之介
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