
「楽しく働く」をモットーに最速で支店長へ。直感を信じ、女性のキャリアモデルを体現。
株式会社カスタマーリレーションテレマーケティング
代表取締役
植原大祐 / daisuke uehara
2007年の創業以来、12期連続で右肩上がりの売上を達成してきた株式会社カスタマーリレーションテレマーケティング(以下、CRTM)。現在の売上は創業時の15倍。従業員は50名から4000名近くにまで増えた。順調な売上増の理由は明白だ。取引先企業の求める成果とは何かを考え、それをとことん追求する姿勢を従業員が貫いてきたことにある。たとえばCRTMは、「1000件のリストから10件の受注を取る」というような受注目標を達成して満足することは決してない。取引先企業に代わって直接エンドユーザーとやりとりをする企業としての強みを最大限に活かす。オペレーターが吸い上げたお客様の感想やニーズを取引先企業にフィードバックし、新たな売上向上策を提案することを創業以来続けているのだ。「今後は取引先企業の営業支援、営業改革に特化した事業に一層力を入れていく」と代表取締役の植原大祐は語る。
「多くの同業他社はコスト削減や業務効率化を目的にサービスを提供しています。一方、CRTMは取引先企業の営業活動そのものをバックアップすることを目的としています。多くの企業にとって、人材不足は深刻な課題。事務業務の人材不足はAI(人工知能)やRPA(ロボットによる業務自動化)で補えますが、営業人材はテクノロジーでは補えきれない部分です。エンドユーザーにダイレクトかつ効果的に働きかける営業活動は、『人』にしかできないのです。当社は創業時から蓄積してきたダイレクトマーケティングのノウハウを駆使して、取引先企業に代わって営業活動をおこない、売上増加に貢献していきます」
市場規模8700億円といわれるテレマーケティング市場を主戦場とするCRTM。今後、市場規模3兆円のプロモーションメディア市場への進出を目指している。プロモーションメディアとはDMやチラシ、広告、POP、フリーペーパーなど販売促進を目的とした媒体のこと。インターネットの発達で情報があふれる今、人の口コミやおすすめが消費者にとって購入の決め手となっている。購入を後押しする人の「声」や「言葉」の重要性を誰よりも知る企業としての強みを活かし、訪問販売、ウェブサイト、AIといった手段と、人間による営業活動を組み合わせながら営業支援をおこなっていく。このような支援が可能なのは、CRTMが営業スキルの高い人材を多く抱えているからこそ。優秀な彼らが魅力を感じ、やりがいを持って働けるよう、独自の評価制度も整備している。
「CRTMには日本の企業の多くが採用している『年功序列』の制度はありません。代わりに独自の評価制度があります。社員に関しては、実力次第で責任あるポジションを任せていく、成果主義の昇進制度によって、優秀であれば入社半年の社員が在籍5年の先輩を抜いて責任者になれる。入社3年で50名の部下を持つ社員もいます。やる気と能力次第で、大きな責任と権限を預ける環境をつくっているのです。また、アルバイトスタッフなら、毎月1回給与査定があり、成果によって毎月給与が変動します。プロセスでなく成果のみを評価することで最大3000円の時給をもらう人もいます。」
優秀な人材をさらに増やすことを目的に、徹底したダイバーシティも実現している。採用において年齢、性別、学歴、国籍、ライフスタイルは一切影響しない。1週間のうち1日でも、1時間でも働ける人、CRTMで働きたいという人はなるべく受け入れたいと考えている。今日、オンラインで面談をし、明日から出社できる採用形態まであるのだ。
「CRTMの取引先企業は150社にのぼります。どんな方が採用面接を受けても、その方に合う勤務時間、できる業務が必ずある。やる気さえあれば働けるのです。現に外国籍の方や、障害を持つ方、子育てや介護をしている方、ダブルワーカー、仕事とは別に実現したい夢を持ち頑張っている方も働ける、そんな環境がすでに構築されております。さらに女性の積極採用を進めるため、キッズスペースの設置も視野に入れています。今は経験がなくてもどんどん学んでステップアップしたい、チャレンジしたいという成長意欲がある方なら、喜んで歓迎します」
インタビュー・編集:垣畑 光哉、横山瑠美、西野愛菜/撮影:石本文子
「楽しく働く」をモットーに最速で支店長へ。直感を信じ、女性のキャリアモデルを体現。
「人」「食」「社会貢献」を起点にビジネス総合力を身に付け、即戦力として活躍
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