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ストーリー代表・CEO

不動産ビジネスのプラットフォームとして社会に影響力を持つ大企業になる

最新ストーリー代表_リビン・テクノロジーズ

不動産比較サイトとして日本最大級
『リビンマッチ』を運営

2019年6月、東証マザーズ上場。
これまでに枠にとどまらず、
さらに幅広いサービスを拡大へ

リビン・テクノロジーズ株式会社
代表取締役社長
川合 大無 / Daimu Kawai

不動産・住宅の取引を支援するプラットフォームを提供

年間2200万PV、ユーザー数440万人、10万件のマッチング――「不動産会社の比較」というカテゴリーにおいて日本最大級を誇るサイトが『リビンマッチ』だ。年間2200万PV、ユーザー数440万人、10万件のマッチング――「不動産会社の比較」というカテゴリーにおいて日本最大級を誇るサイトが『リビンマッチ』だ。
不動産を売りたい人は、『リビンマッチ』を使って複数の不動産会社に一括で問い合わせし、一番高く売ってくれそうな会社を早く見つけられる。一方、『リビンマッチ』のシステムを導入している不動産会社にとっては「初期費用ゼロ・成功報酬型」方式によってコストを抑えつつ集客できるメリットがあり、利用事業所は2400以上に達する。
不動産売却のほかにも、賃貸管理、土地活用、リノベーション、注文住宅など、さまざまな目的に応じ「最適な会社」に出会えるサービスが充実。さらには、不動産・住宅業界と築いたパイプを活かし、不動産・建設関連業界の転職情報サイトも手がけている。
これらのサービスを開発・運営しているのがリビン・テクノロジーズ株式会社だ。代表取締役社長の川合大無は、今後もWebテクノロジーと不動産を融合したプロダクトの開発を進め、自社を「メガベンチャー企業へ育て上げる」と決意を語る。
「日本中の不動産会社にとって、『リビン・テクノロジーズの仕組みを活用しなければビジネスが成り立たない』という存在になる。不動産テックの分野で圧倒的な存在感を示すポジションを目指しています」
川合は不動産業界出身ではない。ネット業界を経て起業し、ネット広告代理店事業からスタートして自社プロダクトの開発へ乗り出した。過去には、HP更新サービス、アパレルのオンラインショップ、霊園の比較サイトなど、さまざまなジャンルのサービス開発でトライ&エラーを繰り返し、『リビンマッチ』のヒットにたどり着いたのだ。
中古住宅市場はまだまだ成長が見込まれるため、「不動産売買」の分野に強みを持つ同社にはさまざまな可能性が広がっている。国土交通省は2013年に4兆円だった中古住宅市場を2025年までに8兆円に倍増させる目標を掲げるなど、中古住宅流通の活性化を後押ししている。ビジネスチャンスが豊富で、挑戦しがいのある市場といえそうだ。
起業前の川合は、ネット広告会社のトップセールス。そこで培ったWebビジネスのノウハウを活かし、不動産メディアを立ち上げた。「売れ続ける仕組み」の確立によって収益基盤を固めた現在、さらなる新機能、新サービスの開発に力を入れている。
川合は自社の特性をこう語る。
「常に新しいことをやり続けたい、社会にインパクトを与える仕事がしたいという人にとっては面白い環境だと思います。自社で一からアイデアを出して、新たな機能やサービスの開発に取り組める。ユーザーの反応をダイレクトに見られ、フィードバックを受けて、よりよいものにブラッシュアップしていける。会社と社員が事業を通じてどこまで成長できるか、チャレンジし続けることが最高、というのが当社の基本精神です」

大学卒業時に掲げた目標は「人生をかけて大きなことを成し遂げる」

「新しいことをやり続けたい」という川合。その一方で、「一つのことを粘り強くやり続ける」という性質も、幼少期から備えているようだ。小学校1年生から始めた剣道は、大学時代まで続けた。最初の6年間は、「親から言われて仕方なく。嫌で嫌で、早くやめたかった」というが、それでも投げ出すことはなかった。「新しいことをやり続けたい」という川合。その一方で、「一つのことを粘り強くやり続ける」という性質も、幼少期から備えているようだ。小学校1年生から始めた剣道は、大学時代まで続けた。最初の6年間は、「親から言われて仕方なく。嫌で嫌で、早くやめたかった」というが、それでも投げ出すことはなかった。
「当時は競争心なんてまったくなかった。試合に出してもらえなくても、試合に負けても、それでも悔しいと思わないような子どもでした。ただ、『途中でやめるのはかっこ悪い』という想いはあって、それで続けたんです」
嫌々ながらも、稽古は真面目に続けた。その地道な努力は7年目にして花開く。中1から急に強くなり、勝てるようになって、ようやく剣道を楽しめるようになったという。「やり続けることの価値」を実感した。また、剣道は基本がすべてで、基本に忠実であればあるほど強いとされる。大学4年まで剣道を続けた川合は、基本に忠実であることが強さに繋がることも学んだ。 
一方で、子どもの頃は野球にも夢中になった。個人競技である剣道と、団体競技である野球。両方の経験を振り返って、さらにその後、社会に出て働いて川合が実感したのは、自分は「個人プレイヤー」として力を発揮できるタイプ、ということだ。
「自分自身、他人に左右されず、単独で動いて成果を挙げるほうが得意だったから、『チームワーク』はそれほど重視していないんです。もちろん、プロジェクト遂行にあたっては連携が必要な場面もありますが、基本的には、自分の強みや持ち味を活かして働くことを尊重します」
もともと競争心が薄く、「群れるのは好きじゃない」というタイプの川合に、なぜ「事業を拡大し、メガベンチャーを目指す」という志向が生まれたのか。その転機は大学時代の就職活動だった。
就職活動が始まり、いろいろな業種の説明会に参加したが、どれも興味が持てない。
そこで、素直に就活ガイド本のアドバイスに従い、「自己分析」をしてみた。幼い頃から現在に至るまで、どんな経験をし、その中でどんなことを感じてきたのかを1週間かけて振り返り、書き出した。それらをつなげた結果、ある強い想いが浮き上がってきた。
「何か大きなことをやりたい。皆が到達できないところに行きたい。死ぬときに『自分はこれを成し遂げた』と胸を張れる人生にしたい。それが、自分が求めていることだと気付いたんです。大きな会社を作り、社会にインパクトを与える事業を生み出す――それを実現する手段として、『社長』を目指そうと思いました」
こうして20代での起業を決意。5年間の間に3社で働けば起業できるレベルの経験は積めるだろうと考えた。そして、そのとおり実行した。
まずは、商売の基本を学ぶために商社に入社し、2年後、営業力を身に付けるためにアフィリエイト広告のベンチャー企業・バリューコマースの営業職に転職。「社長を目指すなら、営業で1位になる実績がなければ」と、人一倍行動してトップセールスに上り詰めた。
「誰よりも多くアポ取りの電話をしたことが結果につながった。僕は地味でつまらない作業も淡々と続けられる人間ですから(笑)。こうして多くのアポをとって商談経験を重ねた結果、売れる仕組みを理解できた。その知見を今の会社に活かしています」
バリューコマースで2年経験を積んだ後、計画していた「3社目の経験」を積むため、サイバーエージェントに入社。ネットビジネス、ネットマーケティングの知識の幅を広げた。目標設定した5年が経過したとき、一緒に起業する仲間も見つかり、2004年、3人で会社を設立した。



「1000人企業」に育てるプロセスを、仲間たちとともに

ネット広告代理店事業からスタートしたが、数年後、岐路に立たされた。他の創業メンバー2人と方向性が分かれたのだ。ネット広告代理店事業からスタートしたが、数年後、岐路に立たされた。他の創業メンバー2人と方向性が分かれたのだ。
「新しいものを生み出そうとすれば、当然意見がぶつかり合うこともあるし、ハードワークをこなさなければならない時期もある。そんなとき、他のメンバーからは『余計な負担を負う必要はない、和気あいあいと働ければいいんじゃないか』という声も挙がりましたが、僕自身の考えはそうじゃなかった。何としても会社を大きくしたい。そのためにも新たなチャレンジをしなければならない、と」
しかし、中核メンバーを失うと、拡大どころか社員数も売上も激減。業績が低迷するベンチャー企業の社長は立つ瀬がない。信頼を失った川合と残った社員の間に大きな壁ができていった。経営者としての未熟さを痛感した川合は、ビジネス書を読み漁り、いくつもの経営者向け研修に参加し、幅広い知見を取り入れた。その中で最も心を打たれたのが「社長1人の力で儲かる会社を作り上げらなければ社員はついてこない」という言葉だ。
「自分が誰よりも行動する」。それを肝に銘じた川合は、それを実践してビジネスモデルを洗練させていった。その後いくつかのプロダクト開発に取り組む中、成長の兆しが見えた不動産売却査定サイトに社内リソースを集中特化し、軌道に乗せるに至ったのだ。
そして、2019年6月28日、東証マザーズへの上場を果たした。これで『1000人の会社にする』目標達成の確度は一気に高まった。
「ここまで成長させたプラットフォームを活用して、さらに進化を遂げていくフェーズに入りました。これまでは社長である僕が主導してきましたが、メンバーたちもどんどん自走して新しいものを創っていってほしい。『こうしたい』という理想を持っていて、それを実現する意欲を持っている人に仲間に加わってほしいと思います。とはいえ、僕はサボる気はまったくないし、一生引退するつもりもない。新しいアイデアを生み出し、『どうすればそれを実現できるか』を考えるのはワクワクするから、挑戦をやめたくありません(笑)」
これからも「メガベンチャー企業へ育て上げる」という目標をブレさせることなく、1000人規模への成長を目指す。
「上場は単なる通過点に過ぎません。目標達成の確度を上げることを目的に実施しました。世の中にインパクトのあるプロダクトを自分たちで創り上げ、そのプロセス自体にやりがいと誇りを感じる仲間が増え、さらに目標達成に近づいていく。一緒に会社創りを楽しめるメンバーたちに集まってほしいと思います」

リスナーの目線

「会社を大きくしたい」「社会にインパクトを与えたい」。口だけなら誰にでも言える目標ですが、それが「漠然とした願望・理想」ではなく、「揺るぎない意志」であることが、言葉の端々や表情から感じられました。そして、目標達成に向けて学びと戦略を着実に前進させる姿勢。そんな現在の姿に、辛かった剣道の稽古から逃げることなく努力を続け、基本に忠実であることを学び、花開かせた少年時代の姿が重なりました。

インタビュー・編集/青木典子 撮影/新見和美

Profile

東京農業大学卒業。ニチモウ株式会社、バリューコマース株式会社、株式会社サイバーエージェントを経て、2004年1月、株式会社シースタイルを設立し、代表取締役に就任。2006年よりバーティカルメディア事業をスタートし、大阪・福岡へも拠点を拡大。2018年6月、リビン・テクノロジーズに社名変更。

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