
「楽しく働く」をモットーに最速で支店長へ。直感を信じ、女性のキャリアモデルを体現。
株式会社カスタマーリレーションテレマーケティング
執行役員
第5営業統括部 統括部長
伊藤 佳奈子/ Kanako Itou
第5営業統括部 コンサルティングサポート部
マネージャー
榎谷 泰人/ Yoshito Enotani
2018年9月、カスタマーリレーションテレマーケティング(CRTM)社内で新たな事業が立ち上がった。企業に人材派遣をおこなう事業部において、証券会社を対象とした派遣サービスを開始したのだ。
求職者が証券会社で働くための研修体制をCRTM内に整備。
求職者はCRTMで学び、証券外務員資格を取得した上で証券会社に派遣就業する。
この新規事業を主導したのが執行役員の伊藤佳奈子。CRTMの創業時から、さまざまな事業の立ち上げに携わってきた。
今回の新規事業企画のきっかけは、ある証券会社を訪問した営業メンバーが、「コールセンターの人材採用に苦戦している」という悩みを聞き出したこと。
「それならば私たちが解決しよう」と、新規サービスの仕組みづくりに乗り出した。
「今回はたまたまクライアントさんからのニーズにヒントを得ましたが、常日頃から、いかにクライアント企業を喜ばせるか、登録スタッフさんを喜ばせるかを考え続けています。さまざまなメンバーから『こういうことをするといいんじゃないか』という案が出てきて、そこからいくつもの新規事業が生まれている。失敗を恐れず、前を向いて進んでいく、たとえ少しずつでも積み上げていくことが、CRTM全体に共通する風土です」(伊藤)
今回の新規事業立ち上げにあたり、伊藤が推進メンバーに抜擢したのが榎谷泰人。
当時、CRTMに中途入社して2年半が経った頃だった。
榎谷は入社後、コールセンターのオペレーター業務、オペレーター育成、派遣事業の一部業務を経験。加えて、前職で証券業界を経験している。
今回の事業立ち上げに必要な知見を身に付けているだけでなく、「自分の考えをしっかり持っている」「目標に向かってあきらめずにやり遂げようとする」姿勢が評価され、抜擢された。
新規事業の立ち上げを経験した榎谷は、そのプロセスをこう振り返る。
「『仕組みをつくる』というのは初めての経験でした。これまでの経験を活かしながらも、新しいものをゼロからつくり上げていくのはすごく楽しかったです。もちろん、思い通りに進まないこともたくさんあります。そうした状況でも、新しいこと一つひとつを『楽しむ』という意識を持つことで乗り越えてきました。そして、勢いで突き進むだけでなく、取り組みがどんな結果につながったのかをしっかりと分析する。トライと分析のサイクルを続けていくことが大切だと学びました」(榎谷)
「新しいものをつくる苦労って、それ以外の苦労とはまったく違うやりがいや価値を感じられますし、経験することで強い自信を得られます。それに、『会社に貢献できている』という充実感もあります」(伊藤)
そして何よりうれしいのは、クライアントから喜ばれたことだ。
クライアントである証券会社はCRTMを通じて必要とする人材を獲得できるようになり、「こんなサービス、今までになかった」「こんな会社があったとは」と、感謝の言葉が寄せられた。
一方、求職者からも「資格を取得できて、それを活かせる仕事にすぐ就ける」と喜ばれている。
「一からつくり上げた仕組みがうまく稼働したときの達成感も大きいのですが、その成果として、クライアントやスタッフさんの役に立てて『ありがとう』と言われるのが一番うれしい。これからも、新たな価値を生む取り組みに力を注いでいきます」(伊藤)
「入社2年半という早いタイミングで、こんな経験をするチャンスを得られました。また、挙げた成果に対しては、正当に評価してもらえます。チャレンジができる会社だと、改めて実感しています」(榎谷)
インタビュー・編集:青木典子、西野愛菜/撮影:正畑綾子
「楽しく働く」をモットーに最速で支店長へ。直感を信じ、女性のキャリアモデルを体現。
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