
「楽しく働く」をモットーに最速で支店長へ。直感を信じ、女性のキャリアモデルを体現。
株式会社ウィズハート
代表取締役
木代 晃輔 / Akisuke Kishiro
保険業界のクライアントに特化したWebサイト制作事業から始まり、その後はオリジナルの比較サイトでの保険商品販売を行ってきました。現在は、妊婦や糖尿病の方など、困っているのに保険に入りづらい方向けのニッチな商品の提案に力を入れています。
先日、妊婦向け医療保険に加入いただいた方が切迫早産で入院することになりました。これから新しい家族を迎えるタイミングで、まとまった額の出費は痛手です。お客様の「もしも」の時を保険の力でサポートしたいと常々思ってきたので、保険金を無事お届けできた時はほっとしました。
最近の保険業界は、以前と比べて保険商品は多種多様となり、すべてを把握するのは業界人でも難しいほどです。そこで販売側として求められるのは、特定領域の保険を深く知り、必要としている人にピンポイントで分かりやすく伝えること。弊社のサイトでは、保険選びのアドバイスに加えて、入院費用や受け取った保険金など、お客様の具体的な事例も掲載しています。Webサイト制作事業を10年以上営んできた私たちの強みを活かし、この先も魂を込めた「伝える」コンテンツづくりに励みたいです。
さらに、お客様との関係構築をより一層大切にすることにもこだわりたいです。お客様と保険会社の間に私たちが入ることで、悩みを聞いたうえでアドバイスや事例をお伝えできます。たとえば妊婦さんであれば妊娠から育児まで悩みは尽きませんから、お客様に伴走しながら安心を提供できる、という弊社ならではのサポート体制を整えたいですね。
新卒入社した損害保険会社を退職した後に、もともと好きだったWebサイトづくりを1年間独学で勉強していました。その折に、知り合いから保険代理店のWebサイト制作の依頼を受けたことが起業のきっかけです。熟慮のうえでの決断というよりは、「保険×Web」という掛け算で何か面白いことができそうだなという発想で事業をスタートしました。
Webサイトづくりを続けていく過程で、自社でもサイトを制作してみたいという想いが高まり、自社サイトでの保険販売事業に着手しました。そこで妊婦向けの医療保険に注力し始めたのは、スタッフが妊娠中に切迫早産で入院したことがきっかけでした。常にベッドの上で寝たきりの入院生活が続き、サポートするご家族を含めて大変な3カ月間だったと聞きました。当時、妊婦向けの医療保険は今よりさらに認知度の低い商品でしたが、これからの社会に必要になると確信したことで、新たに弊社の目指すべき方向性が見えました。
子育て世帯を出産だけでなく、育児面でもバックアップする保険やサービスの提供をしていきたいです。例えば、最近は育児うつ、産後うつを解消するためのオンライン診療などもあります。私たちも保険だけにこだわらず、医療を含めたさまざまなサービス提供者とタッグを組んで、安心して子どもを産み育てることのできる世界の実現を目指します。
ウィズハートが妊婦向け医療保険におけるパイオニアとなって、認知拡大を進めていきたいです。出産はただでさえさまざまな不安が押し寄せるタイミングですので、妊婦にとってストレスは大敵。そのため、保険を通じて心配を一つでも減らすことは、結果的に赤ちゃんの命を救うことにもつながるはずです。その想いを原動力にして、より多くの方にこの保険の価値を広めていけるよう尽力します。
公開日:2022年5月27日
1981年神奈川県横浜市生まれ。
関東学院高等学校を卒業後、早稲田大学に入学。
保険数理・確率論を勉強し、共栄火災海上保険株式会社に入社。
企業保険が中心の新種保険部門に所属し、主に商品開発業務を担当。
26歳で退職し、その1年後に株式会社ウィズハートを設立。
自社にて保険比較・相談サイト「保険ウィズ」を立ち上げ、妊婦向け医療保険をはじめ、日本全国からの保険の悩み・相談に応えている。
趣味はバスケとランニングで、定期的に体を動かして健康管理。
「バーチャロン」というレトロゲームも。
Contact
神奈川県横浜市鶴見区東寺尾中台3-6
インタビュー・執筆:中田達大/編集:寺澤順子/撮影:田中振一
「楽しく働く」をモットーに最速で支店長へ。直感を信じ、女性のキャリアモデルを体現。
「人」「食」「社会貢献」を起点にビジネス総合力を身に付け、即戦力として活躍
BtoB特化のマーケティングと営業DXという希少価値の高い領域で 企画から実装まで手掛けるプロ集団
文化とコミュニケーションの発信を通して、心が豊かになる時間を生み出す
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