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ストーリー代表・CEO

世界中の企業を デジタルマーケティングと アドテクノロジーで 元気にする

代表_GeeeN/コミクス

名だたる大企業から
ベンチャー企業・中小企業まで
国内400社から選ばれる
Web接客ツールで
コンバージョン率を最大化

高い技術力があり、
自社開発ツールを5つ保持

株式会社GeeeN【ゲン】
代表取締役社長(CEO)
鈴木 章裕 / Akihiro Suzuki

国内シェア2位のWeb接客ツールをはじめ、多様な課題解決法を提供

「消費者が特定のキーワードでWeb検索したとき、自社サービスを競合他社よりも上に表示させたい」「自社のWebサイト・ECサイトへの流入数を増やしたい」「自社サイトへの会員登録を増やしたい」「ECサイトで資料請求や商品購入に至る率を高めたい」。

――企業のそうしたニーズに応えているのが、コミクスグループだ。

株式会社コミクスはデジタルマーケティングエージェンシーとして、企業のWebサイト・ECサイトの制作から集客、サイト解析・修正、再訪促進までを支援している。

一方、アドテクツール(自社開発のWeb接客ツール)を駆使して、Webサイトのコンバージョン(成果)の最大化を手がけるのが株式会社GeeeN(ゲン)。国内シェア2位を誇るエントリーフォーム最適化ツール『EFO CUBE』のほか、ECに特化したマーケティングオートメーションツール、サイト離脱防止ツール、A/Bテストツールなどの5つの自社プロダクトを展開している。

2社で約50名の規模ながら、クライアントは400社に達する。そのほとんどが「ナショナルクライアント」、つまり全国規模で広告・マーケティング戦略を行っている大手企業だ。業種は、食品、飲料、医薬品、化粧品、アパレル、通信、交通、保険、教育、マスコミなど多様。官公庁からの依頼もある。

「さまざまな自社ツールを持ち、お客様の課題をさまざまな切り口から解決できること、そして、最高のものをもっとも安い価格で提供できること。それが私たちの価値であり、多くのナショナルクライアントに選ばれる理由です」と、代表取締役の鈴木章裕は自信を見せる。

同社のツールやサービスは、誰もが利用したことがあるような商品・サービスのプロモーションに活用されている。ある大手飲料メーカーのサービスでは、GeeeNのツールを導入した直後、スマートフォンからの申込率が30%以上伸びた。金額にすれば40億~50億円の効果だ。航空チケットの販売においては、数十億円の売上増に貢献した実績も持つ。

「ツール導入後の利用者の動きを、管理画面ですべて見ることができるんです。ツールの機能がオフになっているときに比べ、オンのときは反響が大きく、売上が上がっているなど、勝ち負けがリアルタイムでわかる。今では勝つのが当然になっていますが、それを自分たちの目で確認できたときはやはりうれしいですね。『おー!』と歓声が上がります」

低コストながら多大な成果を挙げてきたことで、2013年には120社ほどだったクライアント社数は、2017年末時点で3倍以上の400社に増加。2018年末には800社への拡大が見込めており、さらに上乗せして2019年9月に1,000社との取引を目指す。

 

逆境の中でも「今できること」をやり続ければ未来につながる

マーケティング、ITの先端を走る鈴木だが、過去にさかのぼると、まったく異なる素顔が見えてくる。大阪で生まれ育ち、小学生の頃はまさに「浪速のやんちゃ坊主」だった。中学生になると「強い男になりたい!」と剣道部に入部した。「大阪で一番になり、全国大会で優勝」という目標を掲げ、誰よりも熱心に稽古に励んだ。その姿勢が認められ、2年生で主将に抜擢された。

ところが思わぬアクシデントに見舞われる。休日に出かけたアイススケートリンクで転倒し、左手の指を切断するケガを負ったのだ。手術で指はつながったが、指を動かせるようになるまで半年かかった。もちろん竹刀を振れる状態ではない。それでも「剣道をあきらめる」という発想は、鈴木にはなかった。

「ケガはいつか治る。治ったら今のストレスを一気に爆発させて、また努力したら頂点に行ける。ちょっとスピードが落ちただけ……と。馬鹿みたいに前向きでしたね(笑)。むしろ、この苦境を味わったことで精神が鍛えられ、さらに強くなれると思った。ピンチに強いタイプなんです、僕は」

「今やれることをやる」と決め、右手だけの素振り、足運びの練習、脚力の強化、イメージトレーニングに励んだ。

それと同時に、主将として、チームを強くするために何ができるかを考えた。部員たちの試合をしっかり見て、気付いたことをアドバイスする。試合中のビデオの録画係を引き受ける。個々の長所・短所をふまえた練習プログラムを考える――「人を支える」という意識でチームのために働いた。

「今思えば、それだって『マーケティング』だったんです。相手が必要としているものは何か、よりよくするにはどうすればいいか、その課題に対して自分はどんな強みを活かして応えられるか。自分自身が戦えない中で、主将ができることといえばマーケティングしかなかった。今、事業としてやっていることと根本は同じ。だからマーケティングの分野で活躍できる人とは、自分以外の人のために一生懸命になれる人だと思うんです」

厳しい環境で過ごした中学時代から一転、高校ではバイクとブレイクダンスに夢中になる。「六甲山の峠をバイクで攻めるか、大阪ミナミのダンスパーティに行くか」で迷う3年間を過ごした。「軽薄でお調子者だった」と当時を振り返る。

大学ではスキー同好会に所属。夏はニュージーランドで、冬は長野県・野沢温泉でスキーインストラクターとして働いた。ハワイ旅行にも出かけるなど、自由奔放に過ごした。

高校~大学時代、いろいろな遊びの経験を通じて磨かれた発想力。それは、大学卒業後、広告業界で活きることになる。

最初に就職した広告代理店は、いわゆる「ブラック企業」。体力的にも精神的にも追いつめられるようなハードな環境だったが、広告の仕事には魅力を感じた。

「お客様の課題を解決するために、既存のものではなく、オリジナルの発想で提案をする。世の中にないものを創りたい、世間をあっと驚かせたい、という一心で、今までにない広告手法を考えては提案していました。それが楽しくてたまらなかったですね」

「面白いね、やってみよう」とクライアントに受け入れられ、在籍5年間で挙げた売上は22億円に達した。こうして「効果のある広告をつくる力」を磨き上げた鈴木。退職後、1年間の放浪の旅を経て、創業したばかりのインターネット広告会社に入社した。

営業部の課長からスタートし、1期目で年商4億円、営業利益1億5,000万円に貢献。やがてグループ4社の代表取締役社長を任されるまでになったが、オーナーの代替わりを機に退職を決意。これまでのマーケティング経験とインターネット広告の知識をベースに、「やりたいことをやれる会社をつくろう」と、2007年、コミクスを立ち上げた。

倒産危機を乗り越えて気付いた「人を育てるのは楽しい」

起業1年目にはピンチも経験したが、3期連続で売上倍増を果たし、社員数も倍増へ。7年目にはGeeeNを設立し、業績はさらに伸びた。

しかし、思いがけぬ落とし穴が待っていた。幹部2人の裏切り行為により、利益がひきはがされて一気に赤字に転落。倒産の危機に直面したのだ。

それでも事件から7ヵ月後には、創業以来最高の売上と利益を稼ぎ、「V字回復」を果たしていた。その原動力となったのは、入社間もない新人を含む若いメンバーたちだ。

「それまでは経験者を多く集めてプロ集団をつくろうとしていた。『育てる』のは面倒くさいと思っていたんです。でも、新人たちの活躍を目にして、社員の可能性を信じられるようになりました。最初からできる人なんていない。育てていくほうがやっぱり楽しい、と。人が成長するのを助けていくほうが、自分の性分にも合っていると気付いたんです」

以前は役職者の意見を重視していたが、以来、現場のメンバーの声もしっかり聴くようになった。食事に誘い、リラックスした場で話すと、「実は」という本音が聴き出せる。

メンバーからは、制度や仕組みに対する提案のほか、「〇〇さんは、社長から見るとこうかもしれませんが、実はこうなんですよ」「〇〇君は頑張っているから、引き上げてほしい」など、他のメンバーを気遣っての進言も寄せられる。「人のために一生懸命になれること」を大切にする鈴木の理念は、メンバーたちにも継承されているようだ。

コミクスグループは今、「プロモーション支援」の枠から脱しつつある。

これまでの事業を通じて、同社には膨大なマーケティングデータが蓄積されている。グローバルトップ企業からも「データを買いたい」との相談が続々と寄せられるが、鈴木はそれを断り、クライアントのために活かす道を選んでいる。データからトレンドを読み取って提案することで、クライアントと一緒に新商品開発にも乗り出しているのだ。

新たな事業領域も拡大し、3年後(2021年8月期)のマザーズ上場を目指す。

「マーケティングをもっと追求したい。『まだ世の中にないから、これやったら絶対面白いよな。ハッピーだよな』というチャレンジを、仲間とともに続けていきたいですね」


インタビュー・編集/青木典子 撮影/田中振一 

リスナーの目線

「くじけそうな社員さんがいたら、どうされているんですか?」とお聞きすると、ご自身からはあえて直接声をかけず、その人が仲のいいメンバーに「あいつ、ちょっと弱っているから話聴いてあげたら?」と声をかけるなど、裏で動いていらっしゃるのだとか。メンバーやチームを観察し、最適化・強化のために働くという姿勢は、剣道部の主将時代から変わることなく健在なのだと感じました。

Profile

1969年、大阪府生まれ。甲南大学法学部を卒業後、広告代理店の営業部長を経て、2000年にインターネット広告を手掛けるアイブリッジ株式会社へ入社、2005年7月、代表取締役に就任。2007年9月、4つの会社を束ねるグループ会社へと成長した同社の社長を辞し、株式会社コミクスを設立し、代表取締役社長に就任。その後、株式会社GeeeNをコミクスの子会社として設立し、代表取締役社長を兼任し、現在に至る。趣味はマラソン。座右の銘は「どんな困難な道も〝できる〞と決めることから全てが始まる。〝やる〞と自分で決めたことは必ずできるまでやる」

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