
ミッションで会社を変えろ!チャレンジすることで開ける自分の人生
株式会社SPICE SERVE
代表取締役CEO・船長 山田康平
東洋大学
国際観光学部国際観光学科 3年 馬場絵里加
「場創りビジネス」の一環としてSPICE SERVEが展開する事業が、クルージング事業である。
お客様からの依頼内容は、誕生日パーティーや企業のイベントなどのほか、散骨といった急激に需要の高まっている用途など、ジャンルはとても幅広い。また、近年多くの外国人旅行者が日本を訪れていることから、ツアーの最終日にフェアウェルパーティーの会場として利用されるなど、常に新たなニーズに応えている。
今や一年間に3000の依頼を引き受けているSPICE SERVEであるが、その設立者であり代表取締役CEO兼船長の山田康平氏は「自分が好奇心をもって挑戦したことが、結果としてお客様にリアルな場で楽しんでもらうことに繋がる」と語る。
大学生の頃に、バックパッカーとして世界各国を旅し、イベントを主催するなど、多様な活動をしてきた山田社長。自分と異なる価値観をもつ人とコミュニケーションをとったり、自身が所属したことのない環境に身を置いたりする経験を多く積んできた。その中で、人がより多くの機会を得られる場創りをするビジネスに興味を持ち、始めたのがクルージング事業であった。
経営コンサルティング会社で5年修行した経験を生かし、設立直後より様々なイベントを企画したり自ら営業したりすることで、会社の規模を拡大。その過程で山田社長が大切にしていたことが、「とにかく好きなことをやってみる」ということである。ただ思いつきで行動することを連想しがちだが、ビジネスとしてきちんと成り立つのかを収集した情報と照らし合わせながら検証する一面も持つ。
学生時代から現在まで、様々な業界に携わり幅広く人々と付き合ってきたという経験と人脈を生かして徹底した情報収集がそれを可能にしているのだ。物事を始める前にそのビジネスが一石五鳥となるかどうかを考えているため、山田社長のアイディアが単なる企画でなく、実際にお客様の需要に応えることのできるものとなる。
ではそのように常に好奇心をもってビジネスを展開する山田社長は、どのような社内教育を心がけているのか。
その答えはとてもシンプルで「即実践してもらう」というものであった。
新卒採用の場合は一次面接から社長も同席し、好奇心があり熱い想いを持つ学生を積極的に採用している。SPICE SERVEでは入社時点で意欲的な人が多いが、そのような社員に対しても山田社長はとにかく実践してみる、その結果を踏まえて考えを深めるのが一番だという姿勢を貫いている。
また、「守りの姿勢になってしまった瞬間にクリエイティブではなくなる」という山田社長の言葉は、多様なニーズに応え多くの機会を創出する経営方針そのもののように感じる。
「お客様の喜びを、リアルな場で体感できることがこの仕事の醍醐味」と語るように、好奇心を大切にしながら、これまでに培った経験と人脈を大切にする姿勢が、SPICE SERVEという会社の躍進に繋がっているのだと感じた。
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