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スクラム採用|『社員主導の最新の採用手法』を徹底解説

社員からの紹介で入社した人材のパフォーマンスや定着率が高いことを実感し、これからは社員全員が主体的に採用活動に取り組むスタイルに変えていこうと考えている企業も多いのではないでしょうか?

そんなとき、かならず知っておきたいのが「スクラム採用」という最新の採用手法です。

最近では、2019年7月より、LINE社が『グループ各社において全員が主役となる採用をする』との趣旨でリリースを公表しました。

スクラム採用とは具体的にどんな方法であり、また、スクラム採用を活性化させるには何が有効なのでしょうか?

具体例も交えてご紹介します。

スクラム採用とは



スクラム採用とは、採用管理プラットフォームのサービスを提供する株式会社HERPが提唱する採用スタイルで、社員主導型の採用方法のこと。現場の社員が採用活動に参加することで、応募者と企業間のミスマッチを防ぎ、定着率の向上や人材の即戦力化を目指す方法です。

HERPによると、以下の3つの条件を満たすのが、スクラム採用です。

1.権限移譲

採用業務を限られた採用担当者だけが行うのではなく、採用活動のワークフローを分解して、社内の適した担当者に振り分けて権限を移譲。それぞれの職種に最適な採用方法についても、現場が主導して決定し、PDCAを回しながら運用する。

2.成果の可視化

採用活動によって得られた成果は、全社員にフィードバック。人事担当者を中心に、成果に対する定期的な振り返りが行われている。

3.採用担当のプロジェクトマージャ―化

人事担当者は、採用活動関連施策のオーナーではなく、プロジェクト全体の進捗管理などを行うプロジェクトマネージャーとしての機能を果たす。また、採用の知識を現場社員へインプットする役割も担う。

スクラム採用は、会社の人事担当が採用活動のすべてのフローを担う従来の方法とは異なり、現場の社員が、採用施策の企画立案から実行までを行う方法です。人事担当は、社員たちが進める採用活動のプロジェクトマネジメントと、施策設計のサポートを担います。

スクラム採用のメリット


社員が一丸となって採用に取り組むスクラム採用には、次のようなメリットがあります。

・求人サイトやエージェント経由では見つからない人材に出会える
・現場の声を反映するため応募者のマッチングが成功しやすい
・社会の就職・転職活動方法の変化へ対応できる
・現場の社員も含めた組織全体の採用スキルのアップ
・社員のエンゲージメント向上

現場の声を反映することで求める人物像に合った人材を採用できるほか、その後の定着率が上がるというメリットもあります。

また、会社全体の採用力やエンゲージメントを強化することで、組織力を上げることができるのもスクラム採用の特徴です。

スクラム採用とリファラル採用の違いは?

では、スクラム採用は、社員が知人を紹介するリファラル採用とはどう違うのでしょうか。

スクラム採用は、求人情報の作成など、採用活動におけるすべての施策が現場社員の活動の対象内です。候補者を紹介するだけでなく、求人サイトやエージェントを活用した施策も含めて、すべての採用活動に社員が関与します。

リファラル採用は、現場の社員が知人と企業のマッチングは行う仕組みであるため、スクラム採用の活動のひとつと定義できます。

スクラム採用がマッチする企業の特徴とは?



社員が一丸となって採用活動に取り組むスクラム採用ですが、どのような企業がスクラム採用に向いているのでしょうか?

スクラム採用は、すべての社員が会社の顔として応募者に向き合うスタイルです。現場の社員が、採用施策の立案や応募要件の作成から行うため、会社の理念やビジョン、そして会社が求める人物像を深く理解していることが重要です。そのため、会社の理念が深く社員たちに浸透している企業は、スクラム採用を取り入れやすいでしょう。

また、スクラム採用では、社員ひとりひとりに採用に関する判断が委ねられるほか、採用というプロジェクトにおいて、人事部や他部署との連携が求められます。そのため、社員への権限移譲が進んだ環境や、風通しの良い風土のある企業が、スクラム採用に向いています。

スクラム採用を行う企業事例

では、実際にスクラム採用を取り入れて、採用活動に成功している企業の事例をご紹介します。

株式会社メルカリ

■開始時期

2013年の創業後間もない頃から、社員の紹介で人材を見つけるリファラル採用を実施。現在も、人事担当だけでなく、各領域のスペシャリストが採用活動に参加。

■開始目的(課題)

創業当初、スタートアップ企業のため大企業のように多くの応募者を集める採用方法をとることが難しかった。IT事業で需要なリソースである、人材を集めるための合理的な手段として採用した。

■開始後の成果

現在も、入社する社員の約5~6割がリファラル採用による。

■今後の課題

人事施策を、現場社員の意見を取り入れながらPDCAで運用していく。

ヘイ株式会社

■開始時期

会社創業の2018年から、社員の9割が会社説明会に参加するなど、スクラム採用を実施している。

■開始目的(課題)

社員を大きく増やしたいが、人事担当者だけでは採用活動が回らない。転職エージェント経由の候補者の内定率は低く、社員紹介による応募のほうが通過率が高いというデータもあり、スクラム採用を実施。

■開始後の成果

2019年3月までの約10カ月で社員が90名増加。

■今後の課題

一度採用活動をストップして、社内組織の整備を集中して行う。

スクラム採用を実施するための初期プロセス



スクラム採用を実施して成功に導くためには、運用する前段階の準備も重要です。スクラム採用の実施を検討したら、まずは次のような初期プロセスを進めましょう。

①社員に対する企業理念やビジョンの共有
②現場に権限を移譲する組織体制作り
③社員に対する採用への考え方や採用ルールの浸透
④採用施策に関する情報を一元管理するシステムの整備
⑤採用に関与する社員が必要な情報にアクセスできる仕組み作り

社員への意識付けのほか、採用活動に参加しやすい環境と風土を作ることが、スクラム採用成功のカギとなります。

スクラム採用を支援するツール

HERP ATS

HERP ATSは、スクラム採用の名付け親である株式会社HERPが運営する採用情報管理プラットフォーム。さまざまな機能で、現場社員が採用に参画しやすい仕組み作りをサポートします。

応募情報を一元管理することで、現場社員に、応募者の情報や採用の進捗などをリアルタイムで共有。また、求人票や自社サイトの求人ページ作成、転職・就職エージェントとのメッセージのやりとりも可能です。社員からの候補者の紹介ステップも、スムーズに進めることができます。

https://herp.cloud/

まとめ

就職・転職活動の方法が多様化する中で、紹介やイベントも含めたさまざまな施策を取り入れることが、これからの採用活動には必要です。そして、採用活動の多様化は、従来のツールでは出会えなかった人材を採用できるチャンスでもあります。

さまざまな角度から人材を探すことができる今、人材の適正やスキルを的確に見極める視点も重要です。現場で働く社員たちが、それぞれの強みや知識を活かして主体的に人材を探す姿勢が、これからの採用活動では求められています。

<文:フリーランス/川辺 編集:リスナーズ/吉田

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