
会社説明会のアンケート|無料テンプレート(フォーマット/サンプル)を有効活用する方法
「自社が創立20周年の記念日を迎えるんだけれど、何をやればいいのだろう?」
「周年イベントで何かやりたいんだけれど、他社は何をやってるんだろう?施策の事例ないかな?」
会社にとって大切な周年記念……特別な年にしかできない周年行事の成功と失敗を決定づけるのは企画が9割です。
一緒に働く仲間に喜んでもらうのも、大事なパートナーとの絆を深めるのも、お世話になっているお客様に感謝を伝えるのも、企画力によって成果は100にも1にもなります。
しかしながら、5年や10年に1度しか開催されない周年行事において、いきなり最高の企画アイディアが思いつくなんてことはなく、産みの苦しみに頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、周年記念のプロデュースに強いリスナーズで蓄積してきた、企画会議の検討時に使える30個のアイディアをご紹介します。
ぜひご参考いただけますと幸いです。
今回、下記4つのグループに分けて、定番のアイディアや風変わりなアイディアをリストアップしました。
1.周年イベント
2.広報PR
3.印刷制作
4.ノベルティ・オジリナルグッズ
各アイディアの予算感や納期の目安は、無料でダウンロードできる「周年記念の企画表」に記載しております(※サンプルは下記画像参照)。
周年記念のド定番。代表や役員からのスピーチです。
主に周年イベントでは欠かせないプログラムで、社員の士気を左右するコンテンツです。
予算の内訳は、予算の内訳は、・スピーチ原稿作成・プレゼン資料作成の2つから構成されます。
スピーチ原稿を外注する場合、スピーチライターのランクと、スピーチ時間によって相場が異なります(本当にピンキリなので、もし予算化が必要な場合は、決裁者に確認しておいたほうが無難)。
プレゼン資料作成もページ数によって金額が変わります。ページ数はスピーチ原稿の量によって変化しますが、1分に1枚で試算しておくと大きくは外れないでしょう。
1Pにつき3000円~15000円と幅広いため、所要時間(分)×ページ数×10000円で予算をとておくことをオススメします。
周年のタイミングに新商品や新サービスが開発された場合は、周年記念のタイミングと合わせてイベントで社内外に告知する大チャンスです。
予算の感変え方については上と同じです。
社員向けに日頃の感謝を伝えたい場合、このプログラムをおいて他にないでしょう。
トップパフォーマーの表彰はもちろんのこと、日頃、感謝が伝わりにくいところにもスポットを当てるチャンスです。
表彰時の表彰状、トロフィー、景品の有無によって金額が変わります。表彰時の表彰状、トロフィー、景品の有無によって金額が変わります。
表彰状は手書きの有無、枚数、紙質によって金額に差がありますが、1枚あたり3000円で試算しておくと大きく外すことはありません。
トロフィーも素材や加工の工数によって金額はピンきりですが、1個につき5000円を目安にするとよいでしょう。
景品は現金、商品券、旅行券など、自由に設定できてよろこばれるものがシンプルで望ましいでしょう。
まとめると、表彰者の数から
・表彰状:3000円
・トロフィー:5000円
・景品代:10000円~✕✕000円
といったように試算しておくとよいです。
※ここから先の施策の予算に関する情報は掲載しておりません。予算や納期に関する情報は「周年記念の企画表」から無料でダウンロードできますので、ご参考ください。
ダンスやバンドなど、社内にパフォーマンス関連の部活がある場合、鉄板のプログラムといえるでしょう。
周年記念のために一丸となって練習すれば、チームの結束力の向上にも繋がることでしょう。
会場の心を一体化させたいなら、ゲームプログラムは極めて有効です。
たとえば小太鼓を使ったドラミングによるチームビルディングや、定番どころでいえばビンゴ大会など、盛り上がるゲームは数多くあります。
会社の特定の業務を”競技”としてコンテスト化するプログラムもあります。
商談、接客、作業などルールを決めて審査し勝敗を決めるのです。
日常的な業務のクオリティを上げつつ、イベントとしても盛り上がる一石二鳥の優秀なコンテンツです。
俳優さん、芸人さん、スポーツ選手の方などのを著名人を特別ゲストとして招待すれば、会場が一気に盛り上がること間違いなしです。
イベントに「非日常」を加えるなら、検討の余地があることでしょう。
「周年を機に会社を一新させたい」と代表が号令をかけることがあります。その際は、リブランディングから着手する会社さんも多いことでしょう。
リブランディングをした際は、他の施策への影響範囲がかなり広くなります。
周年のタイミングで会社のロゴやキャッチコピーを変える企業は多くあります。
コピーライターやデザイナーの手腕次第で、会社のブランディングに大きく影響するので、慎重に決めたいテーマです。
周年記念は古くなったウェブサイトを一新する好機。
「会社の顔」ともいえるウェブサイトのリニューアルは営業、採用、投資にも大きく影響します。
かつては周年記念の際にカタログやCDを配ることが主流でしたが、今ではその役割がウェブサイトに取って代わってきています。
専用サイトですから、自社にしかない独自性のあるストーリーをふんだんに盛り込んだ面白いコンテンツが作れます。
自社が周年記念をむかえることは他社はもちろんこと、自社の社員ですら「言われなければ気づかなかった…」という方も多いことでしょう。
しかしながら、周年記念は営業、採用、組織活性における「話題づくり」に役立ちます。
デジタル広告なら少額の予算から、大規模に投資するならTVCMなどで認知を広げることもできます。
周年の機会に会社の本を作る会社もたくさんいます。
創業からの成長・失敗ストーリーや、今まで語られてこなかったエピソードなど、会社の歴史を伝えるためのツールとして書籍は最適です。
最近では、周年のタイミングで新しいロゴやキャラクターをモチーフとしたSNSを開設する企業も。
周年限定ではなく、何かを始めるきっかけとする会社も多いです。
営業や採用のシーンでの告知に使うために◯◯周年と冠した会社案内パンフレットを新しく作り変える会社は多数。
主に採用時や理念浸透のために、社史や記念誌を作る会社もあります。
会社の歴史を伝えることで、他社との差別化を図る狙いも。
会社の理念浸透や自社ルールを認知させるための目的で作られるツールのひとつです。
スマホが普及した昨今においても、カレンダーやメモなどの用途でも根強い人気を誇っています。
あまり聞き慣れない名称かもしれません。
ビジョンブックとは、その名の通り、自社が将来どのような姿になりたいのかを一冊にまとめた本です。
社員規模が50名規模を超えてくると、それぞれのチームによって利害関係が複雑となり、方向性をそろえることが難しくなってくることも。
そこで組織のビジョンを示し、それぞれの役割を今一度定義することで、組織を強くするために制作します。
周年イベントや周年セミナーに(主に外部の来賓者を)招待するための招待状。
最近ではメールなどで通知することも多くなってきておりますが、特別な催し物や確実に見てほしい場合は有効な施策です。
イベントやセミナーを告知するための動画。
招待状や告知用ウェブサイトとセットで作られることが多いです。
イベント内で使うための動画。
オープニングを盛り上げる演出や、エンディングを感動的にするための演出として活躍する手法のひとつです。
周年記念では定番中の定番のノベルティです。
社内外問わず配ることができ、また、実用性も高いので根強い人気を誇ります。
あらゆるビジネスシーンで必要なオリジナルノート。メモ帳ならデスクに常備して活用してもらえます。
パソコンなどに貼ってもらうための周年記念用ステッカー。
サービス名=社名の会社では、認知度を普及させるためのツールとしても活躍間違いなしです。
ビジネスシーンでは必需品ともいえるクリアファイル。
社内で使ってよし、社外に配ってよしと活躍シーンの多いノベルティグッズです。
コロナによってリモートワークが普及した昨今だからこそ、商談時の普段着としてオリジナルTシャツが活躍しています。
カジュアルな服装を良しとする会社にはピッタリの周年記念グッズです。
年末の挨拶でも配布されることが多いタオルですが、周年記念でもノベルティグッズとして活躍します。
日用品に自社名や商品名を入れておけば、単純接触効果によって好感度も高まることでしょう。
カレンダーは会社の配布物として激戦区のジャンルですが、実用性+広告効果は絶大。
周年記念のノベルティグッズとして検討する余地はあるでしょう。
専用の名刺を作らずとも、「おかげさまで◯◯周年」と入れるだけで会話の糸口になるので、おすすめの施策です。
ペットボトルのオリジナルラベルや、有名なお菓子のパッケージを自社専用にカスタマイズして配布することができます。
もらって嫌な人はいないので、周年記念を機に配布するにはぴったりのノベルティです。
企画会議の前に「予算」「人員」「時期」が先に決まっているケースでは、この記事をもとに、
・予算や人員、期限に収まるように、どんなアイディアを実行しようか
と優先順位を決めることができるでしょう。
しかしながら、予算や時期が不明確な場合は、優先順位を決めることができず、アイディアだけが膨大にふくれあがっていきます。
そこで先にやっておくべきなのは、予算、人員、期限の叩き台となる企画書を作っておくことです。
では企画書はどのように作っていけばよいのでしょうか?
詳しくは別記事「周年事業・周年イベントの企画書|周年記念のプロが実際に使う企画書を徹底解説」にまとめておりますが、簡単にまとめると、
・最終決裁者は誰か?
・最終決裁者が周年記念を通じて実現したいことは何か?
・実現するためには何が必要か?
・そのための予算、人員、期限はどうなるか?
との要点を抑えた資料です。
まだ叩き台がないようでしたら、叩き台を作るためのフォーマットも無料でプレゼントしておりますので、別記事「周年事業・周年イベントの企画書|周年記念のプロが実際に使う企画書を徹底解説」をご参考くださいませ。
いかがでしたでしょうか?
こちらの記事を参考に企画会議をスムーズに進行するための一助になれば幸いです。
繰り返しになりますが、各アイディアの予算感や納期の目安は、無料でダウンロードできる「周年記念の企画表」に記載しております。
お役に立てますと嬉しいです。
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