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コピーLISTEN×KGF online Vol.18 ルワンダナッツの原田桃子さんとアフリカ投資の椿進さんに聞く、アフリカビジネス

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現地で指揮を執るナッツ生産と
アジア・アフリカを股にかける日本人支援とは

主催:LISTENx KGF online

Rwanda Nut Company Ltd.
Managing Director
原田 桃子 / Momoko Harada

AAIC Holdings
代表取締役
椿 進 / Susumu Tsubaki

 

イントロダクション

2020年11月6日、LISTENと学生フォーラム(略称:KGF)のコラボレーション、LISTEN x KGF onlineによるオンラインイベントが開催されました。18回目となった今回は、ルワンダ現地でマカダミアナッツ生産の会社を経営する、原田桃子氏と、アジアとアフリカでコンサルティング・ファンドを展開する椿進氏をお呼びし、アフリカのマカダミアビジネスの現状と、アフリカに渡った経緯を伺いました。

現在、アフリカでやっていることを教えてください

原田氏:
今は東アフリカのルワンダにある、ルワンダナッツカンパニーという会社を管理しています。日本人他2名と運営を行ってきました。

ルワンダナッツでは、マカダミアナッツの生産、加工、輸出すべてをやっています。すべてやるというからには、苗木を作るところからやっていまして、農家に苗木を配布し、生産方法を指導。彼らが生産したものを買い取りまして、工場で加工したのち、輸出しています。

従業員数は200名ほどで、その多くはモデル農園や工場の作業員の方々で、その他はアグロノミストやドライバー、経理といった専門的な仕事を行っていますね。

椿氏:
私のやっているAAICという会社は、コンサルとファンドの両方を行っています。コンサルは東京、上海、ムンバイ、シンガポールでやっており、進出系が多いので、戦略構築などを主にやってきました。ファンドの方はシンガポールを拠点として、アフリカの方の投資を主にやっていますね。

AAICはアジアに4つ、アフリカに3つオフィスがあります。アフリカのオフィスはラゴス、ナイロビ、そしてルワンダのキガリにありまして、キガリのオフィスでルワンダナッツをやっています。

ルワンダやその他のアフリカのコロナの状況について教えてください

原田氏:
ルワンダでは現状、外出禁止令が夜10時~朝の4時までとなっており、その間は家から一歩も出てはいけないという形ですね。日中でも家から出る人は、プライベートでも仕事でも必ずマスクを着用し、ソーシャルディスタンスを取らなければなりません。このような対策のおかげで、就業活動はできるようになり、経済は動き出しています。ただ、経済の4割は観光業が占めているので、ルワンダ全体としては、未だに痛手を負っているという状況ではありますね。

ルワンダナッツとしては、ロックダウンの際には仕事がストップしていましたが、5月ごろからは通常通り動くようになりました。オペレーション自体に問題はなかったものの、需要面の方では少し停滞しています。

椿氏:
アフリカはコロナ感染者が全土で140万人程です。アフリカ全土で人口は13億ほどいるのですが、これはアメリカやインドより少ないですね。これはエボラが流行ったので、シャットダウンする仕組みがそもそも整っており、ロックダウンが早く完了したのが功を奏したと言われています。

国により感染状況のばらつきは大きいですが、ナイジェリアやケニアなどの主要国は第一次ピークが終わりまして、日本と比べて3カ月ほど遅れる形となっています。第一波はロックダウンのおかげで自然と終わった感じではありますが、重症化すると病院が貧弱なので亡くなる傾向が強いですね。ただ、若い人が圧倒的に多いので重症化する人は少ないと言えます。

アフリカ特有の状況として、コロナ以外の感染症が強烈であるということがありますね。以下の図は、コロナ感染者が40万人時点のちょっと古いデータなんですが、HIVやマラリアの感染者・志望者の方が圧倒的に多くなっています。

なぜアフリカでマカダミアナッツの事業をしているのでしょうか?

椿氏:
まずアフリカに目をつけた理由から話しますと、私はいわゆるバブル時代の人間でして、80年代にはバリバリだったという世代に当たります。バブルが崩壊した時、隆盛を極めた企業が見るも無残な状況になったのを見た際に、日本を何とかしないといけないと思いました。

日本をよくするためには成長を、成長を作るには新興国、特にアジアやアフリカがいいと考えまして。そこで、アジアやアフリカにいく日本人や日本企業の成長支援をし、日本にあらたな成長をもたらそうとしました。

BCGに15年ほどおり、さらに、投資も行っていたので、コンサルのノウハウとお金を使って世の中をよくするという二本柱で、12年前に会社を設立しました。

それで、マカダミアナッツにたどり着いた理由に関してなんですが、「アフリカの日本人といえば…」というレベルで有名な佐藤芳之さんという方がいらっしゃいまして。アフリカに57年、御年81歳の方で、ケニアのマカダミアビジネスで成功された方なんですね。その佐藤さんの声掛けでルワンダのマカダミアナッツ生産を始めました。

今後の展望を教えてください

原田氏:
今後の展望は、会社が7年目に入ったので、とにかく結果を出したいと思っています。現状、アフリカ×農業ビジネスということで注目を頂いているので、結果を出すことで、日本から投資や交流が生まれると考えていますね。

今はただ、会社として結果を出して、その先に、外貨獲得や雇用創出でルワンダ経済へ貢献していければいいなと思っています。

椿氏:

原田さんのように、他にもいろんなご縁がありまして。原田さんの後にも2組アフリカへ行きまして、原田さん同様に現地でお子さんも生まれています。アフリカで成功する人が増えて、それが連続することで若者に希望が持てるようになってほしいですね。

現状、日本人が海外へ行くのが少なすぎると考えています。在留邦人が日本の人口の1%もいないんですよ。欧州は海外で働くのが当たり前ですし、お隣の韓国でも15%はいます。日本人が国外に夢をもって、どんどん活躍していってほしいですね。

ただ、夢だけではビジネスはできないので、お金をファンディングするのは自分の役目であると思っています。お金だけでなく、人や知恵も提供します。ですので、原田さんみたいな人が増えてほしい、日本人が海外で成功してほしい、夢を実現してほしい、そして現地を潤したうえで日本に新たな成長をもたらしてほしいと、切に願っています。

執筆・編集 / 若松現

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