空き家・空きビルの再活用で、託児所や保育所をつくりたい
株式会社Enomotions 代表取締役 榎本あゆみ

株式会社Enomotions

榎本あゆみAyumi Enomoto

代表取締役

港区議会議員

2016.06.13

私は日本の社会課題を解決するために、港区議会議員になりました。なかでも少子化対策は喫緊の課題であると考えています。

子どもを産み育てたくなる社会、小さな子がいる家庭に温かい社会をつくらなければ、子どもを産みたくても産めない家庭が増える一方です。このままでは日本の合計特殊出生率はさらに下がってしまうでしょう。現在、少しの時間子どもを預かってほしい保護者と、一時預かりの受け入れ可能な保育所のマッチングを行う「mitete」という事業を通して、既存の保育所に、一時預かりを受け入れてもらう事業を行っています。

核家族化が進み、隣近所に誰がいるのかわからない状態では、母親はほんの少しの間、子どもの面倒を見てもらうこともできず、自分が病気になっても病院に行くことさえ困難です。保護者にも気分転換や休息の時間は必要です。子育てのストレスを緩和し、より楽しく子育てできる環境を日本中につくっていくことにより誰もが安心して子どもを産み育てられる社会をつくる。それが私の目標です。

一方で、これまで建てられてきた家やマンションに住む人がいなくなり、働き方が変わってオフィスが縮小する中、空室などのデッドスペースができています。このような空間は、いかにリノベーションして、付加価値をつけていくのかが問題となるでしょう。私は「mitete」の事業をさらに推し進め、駅の近くなどにある、利便性の高い空きビルに託児所をつくり、郊外の広い土地には介護施設と保育所を設立するなどの方法で空きスペースを活用していきたいと考えています。

そのままでは価値がなくなってしまう空きスペースに、民間がアイデアを持ち寄り、活用の仕方を考える。行政は民間のアイデアをスムーズに行えるような仕組みや制度を整える。民間と行政が連携して、空室問題を解消できればと思います。そして私は、民間と行政、両方の立場から、日本の少子化問題・空室問題に取り組む所存です。


書籍「空室が日本を救う!イノベーティブ企業22社からの提言 」から掲載】


Profile

Profile

聖心女子大学卒業後、経済産業省後援の起業家支援団体DREAM GATEに入社。1社目を設立し
たのち事業拡大のため上海へ。日本をよりよい社会にしたいという想いで地元港区に戻り2015年5月より港区議会議員として活動。また保育事業を行う株式会社Enomotionsを設立。

Company Profile

ウェディングドレス販売・レンタル事業会社として2010年9月に設立。2012年2月に拠点を上海へ移し、中国への進出を考える企業の設立・マーケティング・プロモーション・人材確保の支援を実施。日本をよりよい国にするための活動にも力を入れている。

Contact

株式会社Enomotions

東京都港区虎ノ門1-16-6 虎ノ門RAPO-TOビル UCF703
【TEL】03-6869-0040(代表)
【メールアドレス】info@mitete.jp

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書籍
「空室が日本を救う!イノベーティブ企業22社からの提言」

日本社会が抱える課題の一つに空き家、空きビルなどがある。この課題解決に必要なのが発想の転換、アイデアである。人口が減少し、若者たちのワーキングスタイルが変わりつつある今、スペースの用途を単に住まいやオフィスに限定する従来型の発想では、本当の意味での課題解決には結びつかない。外国人や企業、シングルマザーなど入居困難者や介護、保育、クラウドソーシングなどといった用途で空きスペースを必要とする人が増えている現状を鑑み、自由な発想でスペースを活用していく事こそが解決の糸口となる。そして、こうした取り組みは空室問題の解決だけではなく、女性就労や子育て支援、医療、介護、インバウンドなど、一見空室とは関連性がないようにも思える様々な日本の課題を一括して解決する可能性を秘めている。そこで、本書では画期的な発想で空室問題の解決にあたる20社の実例や知見、ビジネスモデルを紹介する。

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