すべての人にPRを!
業界の常識を覆す発想で
PRノウハウとメディア
との接点を安価で提供

株式会社ネタもと

本村 衆Atsumu Motomura

代表取締役社長

企業とメディアのお見合いサイト「ネタもと」を軸にPRを支援

ネタもとの中核事業は、社名と同じく「ネタもと」である。メディアに情報を出したい企業と、情報を効率的に収集したいメディアのためのクローズドのお見合いサイト「ネタもと」を利用できるサービスだ。企業はメディアに取り上げてほしい情報(ネタ)をサイトに公開する。公開数に制限はなく、正式なプレスリリースでも、小ネタレベルの情報でもよい。アップされた情報は登録しているメディアの担当者個人に毎日メール送信。「取材したい」と思う情報があればメディアから連絡が行き、マッチングが成立する仕組みとなっている。

サイトの最大の特長は「リクエスト機能」だ。メディアから「こういうネタがほしい」という取材リクエストが月60本ほどアップされる。それに合致すると思う企業が、われこそはとエントリーするのだ。マッチングが成立すればやはりメディアに取り上げられる。

現在、「ネタもと」の会員企業は約600社で、企業だけでなく観光客や移住者を呼び込みたい地方自治体、学生を集めたい大学も会員となっている。メディアの登録数は約900媒体、3600名で、名だたる新聞、雑誌、テレビ局、ウェブメディアなどの報道関係者が個人で登録している。ネタもとのメディア専門営業チーム「メディアキャラバン隊」が日々、メディアにサイトを紹介。在籍確認も行い、登録数を増やす活動を進めている。

サイトに加え、さまざまなプログラムで会員企業のPRをより強固にする支援も行う。開催実績150回以上を誇る「メディアセミナー」では、現役のプロデューサーや編集長といったメディアのキーマンから、媒体の編集方針や情報収集を踏まえた最適なアプローチ方法を学べる。終了後の名刺交換はメディアとの接点を持つ機会となっており、セミナーを機に多くの企業がメディアに取り上げられている。セミナー内容を文字起こしし、PRに役立つ情報とともにまとめた「マンスリーレポート」提供のサービスもある。

毎月12講座以上開催される「勉強会」では、広報担当者が知っておくべき基礎知識やメディア関係者の注目を集めるためのコツ、ネタの作り方、プレスリリースの書き方等を学ぶことができる。ここで学んだことを採用に活かしたあるIT企業は、人事担当者がユニークな運動会を企画し、その模様をサイトにアップ。するとYahoo!トピックスなどの有名メディアに取り上げられ、採用難といわれるエンジニアの新卒採用数を3倍に伸ばした。他にも会員企業の経営者向けPR勉強会、ビジネスマッチングを目的とした交流会もあり、サイトの会員企業はこれらのプログラムに何度でも参加できる。

至れり尽くせりの「ネタもと」だが、業務が多忙でサイトやプログラムを十分に活用しきれていない会員企業もある。これらの企業を対象に、「広報担当者サポートサービス」のオプションも用意。サイトにネタを頻繁にアップしなければマッチングの確率は下がる。またアップしても必ず取り上げられるとは限らない。そのため、ネタもとのPRアドバイザーが契約企業の継続的なPRを代行するのだ。年間360万円の利用料がプラスされるが、PR会社に依頼するよりはるかに安価で効果的なPRが可能になる。

同サービスでは1回60分、月2回のヒアリングを基に、ネタもとがメディア受けする報道向けの資料作成や公開を担う。リクエスト機能へのエントリー作業、メディア対応、月初のヒアリング時に前月ヒアリングした情報をまとめた月次報告書の提出も行う。本村は、会員企業がこのオプションを活用してネタもとのPRノウハウを「盗み」、会員企業が自社でPR担当者を育成することを推奨している。現在、同サービスを契約するのは約100社で、そのうち4割が完全なPR機能のアウトソーシング。残り6割は自社でPR担当者を育てようと、社員をヒアリングやミーティングに同席させている。

「中小企業やベンチャーがPR担当者を募集しても応募はまれですし、経験者を月30万円で雇用するのは難しいのです。それだけに、経験者が低価格で会員企業を効果的にPRする、このサービスへのニーズは高い。PR専任として育てたい社員をヒアリングに同席させ、資料作成や公開作業を間近で見てPRのノウハウを盗んでもらう会員企業もあります。基本の「ネタもと」サービスだけでもセミナーや勉強会で学びは得られますが、あちらはいわば『塾』。こちらはマンツーマンの『家庭教師』ですから、より深くじっくり学ぶことができます」

Profile

1961年、東京都出身。幼少時代は自由奔放に育つ。中学から全寮制の中高一貫校に入学。上下関係が厳しく、地獄の下級生生活、天国の上級生生活を経験。ここで、生きていく上での「強さ」「太さ」「要領の良さ」を身に付ける。
高校卒業後、青山学院大学経済学部に入学。高校時代の仲間とパーティーの運営を始める。当時はディスコ全盛期であり、毎月六本木で300名規模のパーティーを開催。船上パーティや、3,000名動員した六本木フェスティバル等を行う。そうした中、優勝すると映画に出演できるコンテストを企画。TV・新聞・雑誌等のメディアに大々的に取り上げられ、このことが本村にとって大きなインパクトとなった。学生時代には信販会社と提携し、大学生にクレジット・キャッシング機能付きカードの普及も行った。その後、JJ等の雑誌に大学生モデルを派遣していた仲間とセールスプロモーション会社を設立。業務内容は、イベント・各種キャンペーンの制作、大手料理学校とのネットワークの構築と商品化等。

40歳に近づいた時、夢・目標を明確に持つ必要性を感じ、ゼロからスタートするため、2000年に株式会社リアライズを設立。2018年に「株式会社ネタもと」に社名変更。

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