逆境の先に未来はある。できると信じて、諦めずに進み続けてほしい

株式会社GeeeN【ゲン】

鈴木 章裕Akihiro Suzuki

代表取締役社長(CEO)

逆境を乗り越えれば、必ず道は開ける

これからの数年は急速に高齢化が進み、団塊ジュニア世代が賃金水準のピークと管理職の昇進年齢を迎えて、人件費の増加とポスト不足、そして若年層へのしわ寄せと、企業に大きなダメージを与えかねない局面が次々に訪れるでしょう。特に大手企業は雇用や昇進の方法、賃金体系を抜本的に見直す必要があるかもしれず、様々な決断を迫られる苦しい時期が来ると予想されています。

当社としては、この「2020年問題」が起こる前にグローバル化を成し遂げ、ビジネスモデルを抜本的に見直して、高齢化に対応し得る収益構造を確立したい。そのためには、無駄な商慣習をできる限り排除した上で、オリジナリティのあるコアサービスをいくつ作れるかが目下の課題です。

まずは、現在もサービスの軸であるエントリーフォームの最適化ツールをさらにブラッシュアップすること。顧客データを一元的に格納・管理するプラットフォームを精査し、価値ある情報を数多く把握すること。この2つをクリアしつつ、自社にしかできないサービスを模索して形にしていきたいですね。

世の中を今より便利にするツールを作り、新しい時代を創りたい。たとえ壮大な目標でも、できると思えば何でもできるのです。できると思わないからできない。諦めずに進み続けていれば、道はいつか拓けるでしょう。

私も、1社目で働くことを諦めていたら、今日はありませんでした。仕事には苦労がつきものですが、人類に価値を残せるのもまた仕事です。若い人には、逆境にめげることなく、夢の実現を信じて歩き続けてほしいと思います。

インタビュアーの目線

ワハハ…と絶えず豪快に笑いながら、自身の半生を振り返りながら、未来への展望を語ってくれた鈴木さん。「できると思えば何でもできる」という言葉は、笑い話にするにはあまりに重い1社目の経験をはじめ、いくつもの壁を乗り越えてきた人の口から発せられるからこその説得力がありました。壮大に思える目標も「めげない、諦めない」精神で着実に達成へと導いていくことでしょう。

書籍「自分らしくはたらく 個を生かすベンチャーという選択 (2016年04月21日 第1刷発行)」から掲載】

Profile

1969年、大阪府生まれ。甲南大学法学部を卒業後、広告代理店の営業部長を経て、2000年にインターネット広告を手掛けるアイブリッジ株式会社へ入社、2005年7月、代表取締役に就任。2007年9月、4つの会社を束ねるグループ会社へと成長した同社の社長を辞し、株式会社コミクスを設立し、代表取締役社長に就任。その後、株式会社GeeeNをコミクスの子会社として設立し、代表取締役社長を兼任し、現在に至る。趣味はマラソン。座右の銘は「どんな困難な道も〝できる〞と決めることから全てが始まる。〝やる〞と自分で決めたことは必ずできるまでやる」。

Contact

株式会社GeeeN【ゲン】

東京都渋谷区円山町15-4 K2(近藤ビル)2F・6F
http://www.geeen.co.jp/