自分の個性を活かした
接客スタイルで
お客様に寄り添いながら
縁を深めていきたい

株式会社貸衣裳のマルイチ

鈴木愛理Airi Suzuki

チーフブライダルスタイリスト

 目次

本音を引き出す接客で、新婦の想いに応える衣裳を提案

創業から65年を迎える、名古屋・今池にある婚礼貸衣裳店「ドレスショップマルイチ」。

ブライダルスタイリストとしてチーフを務める鈴木愛理は、新卒入社以来8年間で1000名以上のお客様の衣裳選びをサポートしてきた。「お客様のことだけを考えて接客している時間が、本当に楽しく、幸せ」と笑顔を見せる。

鈴木が接客の際に大切にしているのは、「お客様が何を感じているか」を察知することだ。限られた時間内でお客様が本当に求めているものをつかむ。そのために、会話のスピードや目線をお客様に合わせ、常に笑顔でいることを心がけている。

新婦さんたちは、普段のファッションであれば自分に似合うもの、好きなものがわかっていても、婚礼衣裳となると「イメージがわかない」「どう選べばいいのかわからない」と悩むケースが多い。そこで鈴木は、お客様が身に着けている洋服や靴、小物などから好みを想像する。それをもとに、さらに肌のトーンや雰囲気に合うものを提案。また、お客様が体型にコンプレックスを抱いていると察知すれば、それをカバーするデザインも提案する。例えば、広い肩幅が悩みならケープ付きのドレスで華奢に見せる。小顔に見せたい人には、胸元に大振りのモチーフがついたデザイン…といったようにだ。

鈴木が新婦さんから「こんなのが好き」「こんなふうに見せたい」の“本音”を聴くのは、2人きりになるフィッティングルームが多いという。新婦さんから深い話をされたり、意外な一面を知ったりして、衣裳選びの方向性が大きく変わることもある。

ある新婦さんは、カチッとした服装の、凛とした雰囲気の女性だった。初来店時にその姿を見た鈴木は、スレンダーなラインのドレスや深紅などのカラーがお好みなのではないかと想像していた。ところがフィッティングの際に、意外な本音を打ち明けられた。

「実は可愛いらしい色やデザインに憧れているんです。人には恥ずかしくて言えないんですけど…」。結果的にその新婦さんはピンクの地に花柄をあしらった可愛いドレスを選んだ。

「新婦さんが本当に着たいドレスを提案するためには、本当の気持ちを知ることが大切。表面的なイメージにとらわれない。それを強く意識しています」

株式会社貸衣裳のマルイチ チーフブライダルスタイリスト 鈴木愛理